ムダ毛処理・ケアのお悩み解決記事を探す
高校生が悩みやすい脇毛はどう処理する?除毛や脱毛の方法を紹介
公開日:2023.02.07 更新日:2024.10.03
多感な時期にある高校生は、自分のムダ毛や体毛の濃さにコンプレックスを感じやすいもの。「体操着に着替えるときに人の目が気になる…」「友人に毛が濃いねと言われてしまった」など、ムダ毛の悩みを抱える高校生は少なくありません。特に脇毛は、体育の授業で着替える際に、人に見られやすいパーツであるため、ストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、高校生におすすめの脇毛の処理方法や選択肢について、詳しくご紹介します。
高校生に多い体毛の悩み。特に処理したい部位とは?
鈴木ハーブ研究所はこれまでお客様と向き合う中で、多くの高校生(男女)の体毛の悩みをうかがってきました。体毛が気になる部位として、女子は「脇毛、腕・すね毛、手足の指毛、うなじ、背中、おなか、胸」の順、男子は「脇毛、腕・すね毛、おなか」の順に、悩みをもつことが多いようです。
多少の違いはあるものの、男女共に「脇毛」が気になっていることがわかります。体育の授業で着替えるときや、夏場や薄着になったときに人の目につきやすい部位であるため、どうしても周囲の目が気になってしまうようです。
また、中には同年代の俳優やモデルのきれいに処理されている脇を見ることで、自分の脇毛を不潔に感じてしまう、という声もありました。
脇毛の役割や特徴とは?
脇毛は体毛の中でも悩みを持つ方が多い部位であり、不要なものと思われがちですが、脇毛にはリンパ節を守る大切な役割があります。脇の下にある腋窩(えきか)リンパ節は、流れてきたリンパ液に含まれる老廃物を除去し、体内の免疫や循環を整える働きがあります。
とても重要な器官でありながら脇の皮膚は繊細なため、脇毛がクッションの役割を果たし、摩擦などによるダメージから脇の下を守っているのです。
また、汗をかく夏場や脇汗の量が多い人の場合、脇から出る汗を外に染み出てくることを防ぐのも脇毛の役割。さらに脇毛には、生物学的にはかつてフェロモンを広げるという特徴もあったようです。
以上のことから、脇毛は人間の体には必要なものといえます。冬場や気にならない程度の薄い脇毛であれば、無理に処理する必要はないと考えても良いでしょう。高校生という時期を考えると、行事やイベントなどで気になるときだけ脇毛の処理をするという考え方もあります。
脇毛処理の注意点
脇毛を処理するときは、以下の二点に注意してください。
- カミソリでの自己処理は、肌トラブルの原因になりやすい
- 色素沈着が黒ずみにつながる
それぞれ詳しく解説していきます。
カミソリでの自己処理は、肌トラブルの原因になりやすい
カミソリでの自己処理は、手軽に始められる脇毛処理の方法です。しかし、カミソリは毛と一緒に肌表面も削ってしまう可能性があります。また、脇毛は一定方向に生えていないため、何回もカミソリを当てる必要があります。そのため、肌への刺激を感じやすく、肌トラブルにつながる可能性が高まるでしょう。
カミソリで脇毛処理をする場合には、できる限り肌への負担を軽減する方法がおすすめです。例えば、入浴後の毛が柔らかくなっているタイミングでの処理や、シェービングクリームを使用して優しく剃るなど対策をとってください。剃り残しがないようにと刃を強く当てず、シェービングフォームを掬い取るイメージでカミソリを滑らせましょう。また、剃った後は化粧水や乳液、ボディクリームを使用してしっかりと保湿することが重要です。
色素沈着が黒ずみにつながる
肌に刺激が与えられると、ダメージから肌を守ろうとしてメラニンが生成されます。過剰に生成されたメラニンは、肌のターンオーバーによる排出が追いつかず、黒ずみにつながってしまいます。 脇毛処理は、色素沈着や黒ずみを引き起こす可能性があるため、できるだけ肌への負担が少ない方法で行いましょう。
例えば、除毛クリームでの脇毛処理がおすすめです。除毛クリームは、肌への負担を抑えながら、5〜15分 でしっかりとムダ毛を処理できます。また、脇毛処理の後はしっかりと保湿するよう心がけてください。保湿することでターンオーバーを促し、黒ずみを解消する効果も期待できます。また、紫外線はメラニン色素を生成する原因の一つにもなるため、日焼け止めを塗るなど対策をしてから出かけましょう。
高校生が脇毛の処理をするなら、どんな選択肢があるの?
高校生が脇毛の処理をする場合、「除毛・抑毛」と「脱毛」という2つの選択肢があります。それぞれの処理方法についてメリットとデメリットのほか、おすすめの処理方法もご紹介します。
「除毛・抑毛」で脇毛を処理する場合
除毛とは、皮膚の表面に出ている毛を除去することをいいます。除毛の一般的な処理方法は主に「カミソリ」「電動シェーバー」「除毛クリーム」「ムダ毛ケア※ローション」の4つを使用するものです。それぞれについて詳しくメリットとデメリットを紹介しましょう。
カミソリ
カミソリを使った除毛は、最もポピュラーで手軽な方法。価格も安くドラッグストアやコンビニなどで購入できる手軽さがメリットです。
一方で、カミソリは体毛を剃り落とす際に肌表面の角質層まで削ってしまうため、肌に大きな負担をかけてしまうというデメリットがあります。
特に脇は皮膚が薄く、デリケートな部分であるため、カミソリの使いすぎには気をつけてください。また、乾燥肌、敏感肌、思春期ニキビなどで肌表面の状態があまり良くないときにカミソリを使用すると、肌トラブルが起きる危険性があるため、使用する際は処理の期間を空けるなど、工夫が必要です。
電動シェーバー
電動シェーバーはボディ専用のものが家電量販店で数千円程の値段で販売されています。カミソリとは異なり刃が直接肌にふれない仕組みなので、肌に負担がかかりにくいというメリットがあります。
デメリットは、カミソリと比べて体毛が伸びるのが早く感じるため、こまめに処理する必要があること。また、太くて濃い毛には向かない面もあります。
また、シェービングの際に力を入れすぎて深剃りの原因になることがあるため、使用する際は力を抜いて肌を滑らせるように使うのがおすすめです。
除毛クリーム
除毛クリームは「チオグリコール酸カルシウム」という成分が配合されていて、毛の成分であるたんぱく質を分解し、溶かすことで除毛できるクリームのこと。気になる体毛部分にたっぷりと塗布した後、数分置いてから洗い流すことで毛を取り除くことができます。
チオグリコール酸カルシウムは、特に敏感なお肌の方は刺激を感じる方もいるため、除毛成分に加えてケア成分や美容成分が配合されているものを選んでください。継続して使用することで、毛質の変化も期待できます。
メリットは、カミソリや電動シェーバーと比べて、処理後の断面のチクチクが気にならないこと。安価で購入できるものが多いので、高校生でも手軽に継続できるのではないでしょうか。デメリットは、塗布後5~15分程度時間を置く必要があるので、時間に余裕があるときしか除毛できないことが挙げられますが、予定がある前日の入浴の際に処理すれば問題ないはずです。
ムダ毛ケアローション
ムダ毛ケアローションは毛の成長を抑制させる成分が配合されたローションのことで、体毛を細くしたり生えづらくしたりするもの。肌に優しく、痛みがないことがメリットです。
即効性がないことがデメリットとして挙げられますが、継続して使い続けることで、肌に負担をかけることなく徐々に体毛が気にならなくなります。
おすすめの使用方法は、除毛クリームとの併用です。除毛クリームでいったん表面の毛を処理した後にムダ毛ケアローションを使用することで成分が浸透しやすくなり、効果がより期待できます。処理後の繊細な肌に潤いを与えられることもうれしいポイントです。
「脱毛」で脇毛を処理する場合
脱毛とは、毛穴の中の毛根から毛を除去することをいいます。脱毛の一般的な処理方法は、「毛抜き」「ブラジリアンワックス」「光脱毛」「永久脱毛」の4つです。
毛抜き
毛抜きを使った脱毛は、脇毛が気になったときにすぐに処理できることがメリットです。ピンセット型の毛抜きなどで毛根から毛を抜くため、次に体毛が生えてくるまでの期間も長くなります。
ただ、肌へのダメージはかなり大きいため、肌トラブルの原因となったり埋没毛ができやすくなったりします。継続的に毛抜きで除毛を行うことはおすすめしません。
万が一、埋没毛になってしまったらムダ毛ケアローションを塗布するか、スクラブなどで該当部分の角質を取り除くといった対処もありますが、肌を傷つけて強引に毛を取り除こうとすると、ダメージの原因となるためくれぐれも控えてください。
ブラジリアンワックス
ブラジリアンワックスは、今生えている毛をすべてはがし取ることができるワックスを使った脱毛のことを指します。光脱毛やレーザー治療よりもすばやく脱毛できるのがメリットです。
デメリットとしては、ワックスをはがす際に肌表面の角質層もはがし取ってしまうため、肌へのダメージが大きいことや、痛みが挙げられます。ワックスをはがすときの肌への刺激が黒ずみの原因になる可能性もあるため、ブラジリアンワックスを使用する際は、肌の冷却や保湿をしっかりと行うことが大切です。また、ブラジリアンワックスは永久脱毛ではないため、しばらくすると体毛が生えてくることを理解しておきましょう。
光脱毛
光脱毛は脱毛サロンや家庭用脱毛器で取り入れられている脱毛方法です。毛根の毛乳頭にダメージを与え、肌を傷つけることなく脱毛ができます。ただし、光脱毛は永久脱毛ではありません。
高校生は第二次性徴期にあたるため、細胞の活性化が特に盛んです。光脱毛を行ったとしても一時的なもので、持続した脱毛効果を感じられないかもしれません。また、ホルモンバランスも不安定のため、この時期の光脱毛は、コストパフォーマンスや肌への負担を考えると、あまりおすすめできません。光脱毛は大人になってからの検討をおすすめします。
永久脱毛
医療機関での脱毛は、レーザー脱毛が一般的です。レーザー治療は永久脱毛のため効果が高く、自己処理不要の脇を目指すことができます。
ただし、施術費用が高額で、高校生の場合は保護者の同意や同伴が必須の場合が多いため、自身で気軽に行うことは難しいと考えられます。光脱毛と同じく大人になってから検討することをおすすめします。
高校生におすすめの処理方法は除毛クリーム
脇毛の処理方法をご紹介してきましたが、第二次性徴期の高校生のあいだは、安価で購入ができ、自己処理も簡単な「除毛」を選ぶのがおすすめです。
除毛の中でも、使い心地が良く、肌への負担が少ない除毛クリームが安心。ムダ毛ケアローションと組み合わせれば徐々に体毛が薄く、伸び方が緩やかになったりするため、脇毛処理の頻度を減らしていくことが期待できます。初めて脇毛の処理をするという方は、ぜひ除毛クリームから検討してみてください。
また、高校生が体毛の処理をする際に意識したいことには、下記のようなものがあります。
<高校生が体毛処理するときに意識したいこと>
- 自己処理の頻度を多くしすぎないこと
- 除毛という選択肢で根気強く処理、ケアしていくこと
- 部活や体育などで日焼けしたときや生理時の肌が敏感なときは、毛の処理を控えること
- 体毛の処理をした後は、しっかりと保湿ケアをすること
- カミソリや電気シェーバーを使用する際は、肌に強く当てないこと
細胞の活性化が活発な第二次性徴期の高校生は、どの処理方法を選択しても体毛が完全になくなることはないといわれています。思うように体毛がなくならないからといって過度に処理をすると、気づかないうちに肌にダメージを与え続けてしまうことも。必要のないときは処理を控え、処理をした場合もきちんと保湿ケアをすることを意識してくださいね。
ご愛用者の声
【まとめ】
高校生の脇毛処理は除毛クリームでの除毛がぴったり
高校生は見た目を意識し始めるお年頃。脇毛の処理方法を知りたいけど、なかなか友達に相談できることでもないですし「今すぐ脇毛の処理を始めたい!」と思ったら、まずは「除毛クリーム」での除毛がおすすめです。さらにイソフラボン配合のムダ毛ケアローションでケアをしつつ、長い目で体毛を減らしていくことを検討してみてください。
脇毛は体にとっては必要な役割があるものです。冬場や着替えのないときなど、必要がなければ処理を控えることも一案。安全ですこやかな脇毛ケアで、充実した高校生活を過ごしてくださいね。
※ 本ページでいうムダ毛ケアとは、ムダ毛処理後の肌を整え、お手入れを楽にするということです。