すね毛を薄くする方法とは？男性の除毛や脱毛について解説

公開日：2023.04.24　更新日：2024.02.20

すね毛を薄くするメリット

ひざから下の部分に生えているすね毛ですが、処理をして薄くするメリットはいくつかあります。すね毛を薄くする主なメリットは、下記のとおりです。

清潔感が向上し、すね毛を気にせずおしゃれを楽しめる

すね毛を薄くする一番のメリットは、見た目の清潔感や美しさです。完全にツルツルにしなくても、目立たないように自然に整えることで、すね毛を気にせずおしゃれを楽しむことができます。

においや蒸れを低減

汗は分泌されたときはほぼ無臭ですが、時間が経って皮膚の常在菌が汗を分解する際ににおいを発生させます。体毛が多いと汗が毛に絡んで皮膚にとどまりやすく、においの原因に。すね毛を薄くすることで、においや蒸れを低減させる効果が期待できます。

スポーツ競技で有利になる

自転車やバイク、水泳などのスポーツをされている方にとっては、すね毛は邪魔な存在。空気や水の抵抗の要因となったり、治療の際に邪魔になったりすることがあるからです。
すね毛を薄くすることによってそうしたスポーツで有利になったり、アクシデントによる治療やテーピングなどを施しやすくなったりします。

すね毛を薄くするデメリット

すね毛を薄くするには、体毛に何らかの処理を施すことになります。考えられるデメリットには、主に下記のようなものがあります。

処理方法によっては、肌トラブルの原因になる

除毛や脱毛の方法によっては肌に大きな負担をかけ、肌トラブルの原因となることもあります。それぞれのケア方法について正しく理解し、すね毛の処理を行ってください。

カミソリで処理すると不快感が生じることがある

カミソリで体毛の処理をすると、カットされた毛の断面が楕円形になるため、処理後にチクチクとした不快感が生じることがあります。処理した部分の皮膚が傷つき、荒れてしまうこともあるため注意が必要です。

ツルツルしすぎるのは評判が良くないこともある

鈴木ハーブ研究所は、これまでお客様と向き合う中で、女性の男性への体毛への意識を伺ってきましたが、その印象は年代によって少し異なります。
10代や20代の若い世代は、体毛がなくツルツルとした肌を好む傾向が強く、40代以降は体毛がまったくないのは不自然で、適度に処理をされている状態が良いと考える方が多いようです。もちろん、自分の好みが大切ですが、パートナーの意見なども参考にしてみるといいかもしれません。

すね毛を薄くする5つの方法

自己処理ですね毛を薄くする方法は、主に下記の5つがあります。それぞれのメリット・デメリット、注意したいポイントも踏まえて、詳しく見ていきましょう。

1　カミソリや除毛クリームですね毛を処理する

除毛とは、皮膚の表面に出ている毛を除去することをいいます。ここでは「カミソリ」と「除毛クリーム」を使った方法についてご紹介します。いずれの方法も痛みはほぼなく、費用面でも取り入れやすいところがメリット。ただし、毛根から除去するわけではないので定期的なケアが必要です。

・カミソリ

カミソリを使う処理方法は肌への負担がかなり大きく、カミソリ負けといった肌荒れの原因にもなるためカミソリでの処理はできるだけ避けましょう。どうしてもカミソリで処理をしたい場合は、カミソリの刃はこまめに取り替え、毛の流れに沿って上から下にむかって優しく剃るようにしてください。
逆剃りはよく剃れますが、深剃りをしてしまうため肌が傷つき、乾燥します。乾燥することによってさらに毛が濃くなる可能性もあるので、避けたほうが無難です。

・除毛クリーム

除毛クリームは、毛が気になる箇所に塗布することでその部分の毛が溶け、体毛を処理することができるクリームのこと。肌への負担も少なく、痛みもないためおすすめです。
除毛クリームを選ぶ際は、男性であればメンズ向けの製品であること、除毛成分だけでなく肌をケアする美容成分などが配合されているかを確認してから購入してください。比較的どんな肌質の方にも使いやすい除毛クリームですが、初めて使うときや肌の調子が不安定なときは、パッチテスト（二の腕の内側に少量の除毛クリームを塗布後、5～6分置いて洗い流し、24時間後に赤みやかぶれが出ないか確認する方法）を行うことをおすすめします。また、肌に傷がある部分への使用は避けてください。

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【除毛クリームの正しい使い方】短い毛を残さずケアするコツは？脱毛クリームとの違いとは？

2　脱毛ですね毛を処理する

脱毛とは、毛穴の中の毛根から毛を除去することをいいます。脱毛の一般的な処理方法は「ブラジリアンワックス」「毛抜き」「永久脱毛」「光脱毛」の4つです。
脱毛による処理は痛みを伴うものが多いため、痛いことが苦手な方は、後述するムダ毛ケア^※ローションによるケアがおすすめです。

・ブラジリアンワックス

ブラジリアンワックスとは、はちみつや砂糖などを原料とした粘着度の強いワックス剤のことです。毛が気になるところに塗って待ち、固まったら一気にはがして毛根から脱毛することができます。はがすときに強い痛みを伴い、肌への負担が大きいのが特徴。人によっては使用した箇所に肌荒れや色素沈着を起こす可能性があります。

・毛抜き

1本1本、毛抜きで毛を抜く方法は、埋没毛や毛嚢炎（もうのうえん）のリスクが大。継続的に毛抜きで脱毛をすることはおすすめできません。

・永久脱毛

医療脱毛は強い出力のレーザーを使うため永久脱毛することができますが、処置後に「やっぱり毛を生やしたい」と思っても戻すことができないため、毛がなくなっても絶対に問題ないと思える箇所のみで行うのがおすすめです。

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・光脱毛

エステサロンや家庭用脱毛器などで取り入れられている光脱毛であれば、肌を傷つけることなく脱毛することができます。しかし、減毛には時間と回数がかかること、永久脱毛ではないことを覚えておきましょう。

3　すね毛をすいたり切ったりする

電気シェーバーやボディトリマーなどで、すね毛の長さや量を調整して目立たなくさせる方法もあります。カミソリとは異なり刃が直接肌にふれないので、肌への負担が少なく安心。気になったときに自分で手軽に処理できるところもメリットです。

ただ、深剃りができるカミソリに比べて、トリマーやシェーバーは体毛をカットしているだけなので、定期的な処理が必要。自分で頻繁に行わなければならないので、手間がかかるというデメリットがあります。

4　脱色クリームですね毛の色を目立たなくする

脱色クリームとは、体毛のメラニン色素を分解する成分が入ったクリームのことです。使用すると毛がゴールドやブラウンに変化するため、毛の色を肌になじませて、目立たなくさせることが可能です。
比較的お手頃な価格で手軽に取り入れられるのがメリットですが、脱色クリームは肌への刺激が強いものが多いので、肌荒れを起こす可能性があります。頻繁に脱色をするのは避けましょう。

5　ムダ毛ケアローションですね毛を薄くする

ムダ毛ケアローションとは、毛の成長を阻害する成分によって、徐々に目立たなくさせたり、毛を生えづらくしたりするローションのことです。効果を感じるまでに3ヵ月程かかりますが、継続して使用すれば徐々に毛が目立たなくなり、減毛も期待できます。安価で手に入り、痛みや肌への負担がなく、保湿もできる点がメリットです。毎日の習慣にすることで、体毛ケアが楽になっていく便利アイテムといえます。

また、おすすめしたいのは除毛クリームとの合わせ技。除毛クリームとムダ毛ケアローションをいっしょに使うことで、より体毛を目立たなくさせることができます。

男性がすね毛など体毛を処理するときに意識したいこと

男性がすね毛を処理するには、いくつかの方法があることがわかりました。ここからは、すね毛を処理するときに意識したいことや、アイテムの選び方について詳しくご紹介します。

すね毛との境目が気になるならムダ毛ケアローションがおすすめ

すね毛だけを処理すると、ひざから上の太ももとの境目がはっきりしてしまい、今度は太ももの毛が目立ってしまいます。
ムダ毛ケアローションであれば全身に使うことができるため、体毛の境目が気にならず、全身の体毛を自然に薄くすることができるのでおすすめです。

女性向けではなくメンズ用商品を選ぶ

男性の体毛は女性の体毛と濃さや太さが違うため、メンズ用のアイテムを選ぶことが大切。多くのメンズ用商品は男性の肌に必要な成分を配合しているため、より効果を実感しやすくなります。

生活習慣や食生活に注意

生活習慣や食生活が偏ると、ホルモンバランスが崩れて毛が濃くなることがあります。できるだけすこやかな生活習慣と、バランスの良い食事を心掛けてください。

＜生活習慣や食生活を見直すポイント＞

• 動物性たんぱく質をとるときは、豆、野菜もとる
• 良質な睡眠時間を心掛ける
• 禁煙する（各種男性ホルモンの分泌が増えるため）
• できるだけストレスを溜めない