毛が濃い人の特徴や対策は？体毛に悩む女性が前向きに向き合う方法

公開日：2022.11.24　更新日：2024.02.21

自分に合ったお手入れ方法がわかれば、毛深さには対処できる！でも、今は深い悩みがある…

体毛の悩みを持っている方は多いかもしれません。日常やおしゃれを思いっきり楽しめなかったり、体毛の処理で肌荒れしたり…。自分に合ったお手入れがわからずに悩んでいる方や、学校生活や恋愛に前向きなれないという学生の方もいるのではないでしょうか。

適切な除毛や脱毛の方法を知って取り組めば、きっと心も軽くなるはず。まずは毛深さの原因からチェックしてみましょう。

女性の体毛が濃くなる原因は？

女性の体毛が濃くなる原因として考えられるのは、大きく下記の7つです。順番に確認していきましょう。

毛深い女性は生まれつき？先天的・後天的理由や対策などをチェック

遺伝

生まれつき体毛が濃い、幼い頃からすでに人より体毛が濃いことを意識していたという場合は、遺伝の影響が大きいでしょう。
遺伝的要素が強い場合は、エステや化粧品の併用で改善が見込めることもあります。

ホルモンバランスの乱れ

体毛は、男性ホルモンの量によって濃くなると考えられます。男性ホルモンは女性の体内にも存在しており、中学生・高校生は、女子でも男性ホルモンの量が増加する時期です。年齢的なものと、日常の活動量などによって男性ホルモンが増えやすい傾向にあります。

生活習慣の乱れ

生活習慣が乱れると、体毛の量や質に影響が及ぶ場合があります。特に気をつけたいのは、睡眠不足と偏った食生活です。
睡眠中は寝ついてから1～2時間で成長ホルモンの分泌がピークとなりますが、この成長ホルモンは、免疫機能とともに体のバランスを維持するために欠かせないもの。睡眠不足によって自律神経が乱れると、ホルモンバランスも乱れ、人によっては体毛が濃くなることが考えられます。

また、忙しさのあまりファストフードや油っ濃い物に偏るなど、食事のバランスが著しく乱れると、男性ホルモンが活性化してしまうことも。毛深さが気になる場合は、適性量の大豆イソフラボンを摂ることを心掛けましょう。

病気の影響によるもの

「脇毛や腕の毛が気になって半袖になれない」「顔のムダ毛が産毛レベルではなく太く、量も多いため、頻繁に処理しないと恥ずかしい」「女性なのにあごに剛毛が生えてしまう」といった場合は、多毛症という病気も考えられます。ただし、多毛症はあまり一般的なものではありません。

もう少し身近なのは、月経異常や肥満、ホルモン異常によって多毛の症状が現れる男性型多毛症です。
このほか、軟膏などを長期使用することによる、薬の副作用で毛深くなる場合があります。また、女性ならではの疾病が原因の場合も、まれにあります。
これらがいくつかあてはまる場合は、一度病院を受診することも検討するといいでしょう。

ストレスや性格

生活する上で、今やストレスは避けて通れない問題です。日頃の生活の中でストレス解消法をもっていれば、体への影響はあまり考えなくても大丈夫ですが、ストレスを溜め続けると、ホルモンバランスが乱れてきます。

すると、ホルモンの分泌量もコントロールできなくなり、体毛を多くしたり濃くしたりする男性ホルモンの分泌量が増えてしまうことに。

外的刺激

日常的に着用するユニフォームの一部が、皮膚の同じ部位にいつもあたって刺激になったりこすれていたり、日頃から無防備に紫外線を受けたりすると、肌は外的刺激から守ろうとして体毛の成長を促進します。
また、カミソリなど肌に摩擦や刺激を与えるムダ毛処理や、お風呂で体をゴシゴシこするといった習慣を日々続けていると、ムダ毛が増えてしまう可能性があります。

加齢

いわゆる「更年期」にあたる閉経前後の10年間、女性ホルモンのエストロゲンは急激に減少し、女性のホルモンバランスは大きく乱れます。一方、男性ホルモンは女性ホルモンほどの変化がないため、相対的に男性ホルモンが優位に立って、体毛が濃くなることがあります。

毛が濃いことに悩んでいる女性が行いたい対策

女性で毛が濃いことに悩んでいる方は、まずは自分でできる対策から始めてみましょう。具体的には、下記でご紹介するような生活習慣の見直しと、正しい方法での除毛・脱毛に取り組むことが大切です。

生活習慣の見直し

生活習慣のうち、ホルモンバランスの乱れにつながりやすい食事と睡眠の2つを見直すことがポイントです。

前述したとおり、ムダ毛が濃くなりやすいホルモンバランスは、男性ホルモンが優位なときです。女性ホルモンの分泌を促す、適量のイソフラボン（例えば納豆、豆乳、豆腐など）を食事に取り入れるのも有用です。

また、睡眠では、成長ホルモンの分泌を促すためには、良質な睡眠をとることを意識してください。成長ホルモンは寝始めから1～2時間のあいだに分泌量が最大になるといわれているため、睡眠前には副交感神経が優位になるよう、ストレッチを行うといった習慣を持つことも大切です。

正しい方法で脱毛や除毛をする

ムダ毛を自分で処理する場合、正しい方法で行うことが重要です。前提としてムダ毛の処理方法には、皮膚の表面に出ている毛を取り除く「除毛」と、毛穴の中の毛根ごと毛を除去する「脱毛」があります。

カミソリや電動シェーバー、除毛クリームなどで行う除毛は、アイテムの入手が簡単な上に処理に時間がかからず、ムダ毛が気になったときにすぐ実行できるのがメリットです。ただし、処理頻度は高くなりますので、特にカミソリの頻繁な使用は、肌に乾燥やかゆみなどの症状が現れるといったダメージが出る場合があります。

一方、自宅での脱毛は、毛抜きや家庭用脱毛器を使う方法です。処理を繰り返すことでムダ毛の量が減っていくことがあるだけでなく、毛根からムダ毛がなくなるため、肌の質感面での満足度も高いでしょう。
なお、成長期を過ぎてホルモンバランスが安定する年齢になっていたら、医療機関や脱毛サロンで永久脱毛や光脱毛をするのもひとつの手です（第二次性徴のさなかにある中学生や高校生は、永久脱毛をしても成長の過程で再び毛が生えてくることがあります）。

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除毛と脱毛の違いについて

一足早く、体毛の悩みに向き合った女性たちの声は？

これまで深く悩んでいた体毛のことだって、適切なお手入れ方法を知れば、うまく向き合っていくことは十分可能です。
例えば、除毛クリームは、お手入れの頻度もカミソリに比べて抑えることができる上、伸びてきた毛がチクチクせず、比較的肌への負担も抑えられるのが特徴です。また、イソフラボンなどを配合し、長期的な抑毛効果が見込めるローションなら、さらに肌への負担を抑えながら、スキンケア感覚で減毛させていくことが可能です。

これらのアイテムで、体毛の悩みに向き合った女性たちの声を、少し見てみましょう！

「（以前除毛クリームとローションを使っていて一度中断していたが）肌が弱かったために、剃刀や他の物で除毛すると荒れてしまうことがわかってからは、再び使うことに。剃刀に比べれば仕上がりも綺麗で、処理頻度も半分以下」（20代以下女性）

「ローションと除毛クリームを小学生の子供に使用。3回使用しましたが、肌は綺麗に見えるし、すでに毛の生える間隔が長くなっている気がします。今はひと月放置しても気にならないほど。あんなに全身フサフサだったのに」（小学生の子供に使用）

「除毛の回数が減りました。以前は1週間たたないうちにポツポツとムダ毛が出てきていましたが、除毛クリームを使うようになって1週間ちょっとまでもつようになりました」（40代女性）