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毛深い女性は生まれつき?先天的・後天的理由や対策などをチェック

公開日:2022.11.07

自分が毛深いことを気にしている女性の中には、その悩みが生まれつきのものなのか、気になっている人もいるはずです。日常生活のふとしたときに、「友達の腕と自分の腕では、毛量が全然違う」「数日前に処理したばかりの顔の産毛がもう気になってしまう」など、体毛のコンプレックスを感じているかもしれません。
そんなに気にしたことがなかったのに、あるときから毛深さが目につくようになった場合は、思わぬ体のトラブルが隠れている場合もあります。ここでは、先天的な毛深さと後天的な毛深さをはじめ、体毛が濃くなる原因や対策などをご紹介します。

その毛深さは、先天的なもの?後天的なもの?

女性の毛深さには、先天的な要因と後天的な要因があります。幼い頃から人より髪の毛や眉毛などはもちろん、体毛が明らかに濃かった人は、先天的な要因である可能性が高いでしょう。その多くは遺伝で、「毛深い性質」が遺伝していると考えられます。食事や生活習慣を工夫するなどして、より毛深くならないような対策をとることもできるのです。あくまで体質的なものであり、病的なものではありません。

一方、あるときを境に体毛が増えたり、本来剛毛が生えるはずがない部位からも剛毛が生えたりした場合は、原因を見極め、対応する必要があるといえます。前述した遺伝的な毛深さとは違い、美容的・精神的に悩ましいというレベルを超えて体毛が濃くなってしまった場合には、生活習慣に関わる部分のほか、思わぬ体のトラブルが潜んでいないか見直す必要があります。

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生活習慣の乱れが毛深さにつながっているかも?

後天的な毛深さの要因のひとつに、寝不足や糖質のとりすぎなど、生活習慣の乱れがあります。ご自身の生活と、下記にご紹介するポイントを照らし合わせてみましょう。

睡眠不足によるホルモンバランスの乱れ

睡眠不足によって自律神経が乱れ、それが引き金でホルモンバランスも乱れると、体毛の量や質に影響が及ぶ場合があります。
眠っているときに分泌される成長ホルモンは、不足すると精神的にも肉体的にも体の修復機能が低下します。すると、「疲れやすい」「集中力や気力が低下している」「なんとなく気分が沈む」といった自覚症状が出るなどして、生活の質が低下することも。さらには、男性ホルモンの活性化につながる交感神経の働きが優位になることによって、人によっては体毛が濃くなったり多くなったりすることもあるのです。

<成長ホルモンの働きの例>

  • 代謝を促進する
  • 免疫機能を高める
  • 認知機能に作用する
  • 生殖分泌機能の働きに関わる
  • たんぱく質合成を促進し、体の疲労を回復させる
  • 筋肉量を増やす

成長ホルモンは、最初に睡眠に入ってから1~2時間のあいだに分泌量が最大になるといわれています。成長ホルモンが適切に分泌されるためには、生活リズムを保った上で、良質な睡眠をとることが肝心です。ベッドに入る前は副交感神経が働くよう、ストレッチなどの心身をリラックスさせる習慣を取り入れることもポイントでしょう。

食事による男性ホルモンの分泌増加

体毛を増やす原因になる男性ホルモンは、毎日の食事も無関係ではありません。例えば、牛肉、羊肉、馬肉といった肉類や、マグロ、鮭、牡蠣などの魚介類、ブロッコリー、キャベツ、小松菜などの野菜類は、筋肉量を増やしたい女性にとって有効ですが、男性ホルモンの分泌に働きかけるため、偏った食べ方には気をつける必要があります。

また、特に注意すべきなのが、糖質のとりすぎです。もちろん、糖質の適度な摂取は問題ありませんが、糖質は体毛を濃くしたり、増やしたりする男性ホルモンと密接に関わっています。糖質が多く含まれる食べ物はGI値(食後血糖値の上昇度)が高いため、食後急激に上昇した血液中の糖の代謝のために、大量のインスリンが分泌されます。それに伴って、男性ホルモンの量も増加するのです。
どんな食品もとりすぎには気をつけ、バランスの良い食事を心掛けてください。

思わぬ体のトラブルが毛深い原因となっていることも

女性で、あるときから急に多毛が気になり始めた場合、思わぬ体のトラブルが関係していることも考えられます。下記の可能性について押さえておきましょう。

<後天的に多毛の症状が出たときに考えられる体のトラブル>

  • 男性型多毛症…よくある原因として、月経異常や肥満、不妊症によって、多毛の症状が現れている場合がある。
  • 甲状腺の疾病…甲状腺の疾病が原因となって多毛の症状が現れることもある。「暑がり」「発汗」「イライラ」「落ち着きがない」など、体が常にフル回転しているような感覚があるときは、血液検査でホルモンの値を確認することもできる。
  • 薬の副作用…薬の影響で毛深くなる場合もある。例えば、肌に塗布する軟膏の中には、長期にわたる頻繁な使用によって、皮膚のバリア機能を低下させてしまうものも。常用することによって「毛深くなる」「皮膚が薄くなる」「ニキビができる」といった症状が出ることもある。

毛深さが気になったら、医師への相談も

「人より異常に毛深い気がする」といった体毛に関する悩みがあったら、病院で相談するのもひとつの選択肢です。単に心理的・美容的に影響を及ぼすだけでなく、思わぬ体のトラブルが潜んでいることもあるからです。前述したような体のトラブルが原因なら、医師へ相談するのも手でしょう。
また、もし多毛症であれば、すでに生えてしまった毛はレーザーで脱毛するほかありませんが、場合によっては保険適用でレーザー治療を受けられることもあります。

【まとめ】

後天的な毛深さは、生活を見直しつつ、必要であれば病院の受診も視野に

生まれつき毛が濃い・多いという場合と違って、あるタイミングから体毛の濃さが気になるようになったら、体の中で何らかの変化が起きているサインかもしれません。まずは生活習慣を見直し、バランスのいい食生活と良質な睡眠を意識するとともに、ほかに症状がある場合などは病院を受診する選択肢もあります。

また、毛の濃さが遺伝的なものなら、若いうちは除毛クリームや電動シェーバー、長期使用で抑毛効果が見込める豆乳イソフラボン配合のローションなどを使って、うまく自分の体毛と向き合っていくことも大切でしょう。体毛を気に病みすぎずに日常生活を送れるよう、自分に合った処理方法や対策を検討してみてくださいね。

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