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【ムダ毛処理】除毛クリームとカミソリのメリット・デメリットについて徹底解説!

公開日:2021.08.19 更新日:2023.02.14

暑くなってくると素肌を露出する機会が増えてきます。薄着になると気になるのがムダ毛なのではないでしょうか。ムダ毛処理といっても、除毛クリームやカミソリを使った自己処理だけではなく、脱毛サロンで行う施術などさまざまです。自己処理は手軽に行える反面、間違った知識をもとに処理をすると、肌を傷つけてしまうことも。このような事態を避けるために、今回は除毛クリームとカミソリのメリットとデメリットについてそれぞれご紹介します。

セルフ除毛の方法を選ぶ際のポイント

そもそもなぜ、私たちの体にはムダ毛があるのでしょうか。体毛には、体温を保ったり、刺激から体を守ったりする役割があります。

しかし、服の機能性が向上したり、空調設備によって室内の環境を快適に保てるようになったりした現在、一部の体毛は本来の役割を果たすことがなくなり、「ムダ毛」として認知されるようになったのです。

ムダ毛の処理方法はたくさんありますが、セルフ除毛の方法を選ぶ際の主なポイントは「肌にかかる負担」と「除毛効果の持続性」の2つ。これらについて詳しくご説明します。

肌にかかる負担

セルフ除毛のメジャーな方法として挙げられるのが、カミソリと除毛クリームです。これらは、ドラッグストアやスーパーなどで簡単に購入できるほか、自分の好きなタイミングで処理することができるメリットがあります。しかし、どの方法も少なからず肌に負担をかけてしまうため、それぞれの特徴をしっかり理解した上で、自分の肌に負担が少ない方法を選ぶようにしましょう。

除毛効果の持続性

次に考慮すべきポイントは、除毛効果の持続性です。セルフ除毛を選ぶ多くの方は、お風呂で処理することが多いでしょう。しかし、毎日仕事や家事で忙しい現代人にとって、お風呂の時間はゆっくりしたいと考えるもの。除毛効果の持続性がある方法を選ぶことで、処理する頻度を抑えることができます。除毛効果は、カミソリの場合は3~5日、除毛クリームの場合は1週間程度であることが一般的です。

除毛クリームのメリット・デメリット

除毛クリームはムダ毛が気になる箇所にクリームを塗って5~15分程度放置して洗い流すだけで、簡単に除毛することが可能です。
ここでは、除毛クリームのメリットとデメリットについて、それぞれご紹介します。

メリット

除毛クリームは、ネットやスーパーやドラッグストアで販売されているため、簡単に入手することができます。除毛クリームには、他にどのようなメリットがあるのでしょうか。

ムダ毛が伸びてきたときにチクチクしにくい

カミソリでムダ毛を剃ると、毛の断面が斜めになるため、伸びてきたときにチクチクとした手触りになってしまうことも。一方で、除毛クリームは刃を使わず、毛の断面が丸い状態に処理されるため、ムダ毛が伸びてきてもチクチクしにくいというメリットがあります。

細かい箇所まできれいに除毛できる

除毛クリームは、クリームによって毛を溶かして除毛していくため、脇や鏡で見えにくい腕の後ろなどもきれいに除毛できます。カミソリのように「刃で皮膚を傷つけてしまった!」ということも防げるので肌のダメージを抑えたい方にはおすすめです。

デメリット

先ほどご紹介したように、除毛クリームは刃を使わない分、肌の表面を傷つけにくいといった特徴があります。 しかし、有効成分を使っている分、肌に合わない場合も。
除毛クリームのデメリットについてもしっかりと確認しましょう。

パッチテストは必須

除毛クリームは、使用前のパッチテストは必須です。
パッチテストを行う際は、まず10円玉ほどの量のクリームを二の腕の内側に乗せ、10分間放置します。
その後、水やぬるま湯で洗い流し、24時間後に赤みやかぶれなどの症状がなければ、除毛クリームを使用しても問題ありません。

広範囲の処理にはたくさんの量が必要

除毛クリームを塗るときは、体毛が見えなくなるくらい皮膚にクリームを密着させて、たっぷり塗ります。
広い範囲を処理したい場合はそれに見合った量が必要です。
説明を読んで、必要量を用意するようにしましょう。

カミソリのメリット・デメリット

カミソリは安価で簡単に手に入るため、手軽に始められる除毛方法です。
しかし、誤った使い方を続けていると、深刻な肌トラブルを引き起こしてしまうことも。ここでは、カミソリのメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。

メリット

カミソリは、ムダ毛が気になった時に、簡単に処理することができます。
ここでは、その他のカミソリのメリットについてご紹介します。

セルフ除毛で最も手軽な方法

カミソリはスーパーやドラッグストアで販売されていることに加え、短時間で処理できることから、最も手軽なムダ毛の処理方法といえます。
除毛クリームの場合、一定の放置時間が必要です。
一方で、カミソリは肌にボディーソープやシェービングフォームをつけるだけで、広い範囲を一気に処理することができます。

使用できる部位が多い

除毛クリームは有効成分を含んでいるため、顔周りに使用することはできません。
カミソリの場合、ボディー用のほか、顔用や細かいパーツ用など、用途に合わせて最適なものを選ぶことができます。
除毛クリームよりも使用できる部位が多く、ムダ毛が気になったらすぐに処理することが可能です。

デメリット

安価で使用できる部位が多いカミソリですが、デメリットが多いのも事実。
カミソリのデメリットには、どのようなことがあるのでしょうか。

肌の表面を傷つけてしまう可能性がある

カミソリは、刃を直接肌に当てるため、深剃りによる肌への刺激が気になります。
また、シェービングフォームの量が少なかったりすると、肌の表面を傷つけてしまいます。
肌の表面に傷ができると、肌の乾燥が進み、赤みを帯びたりする肌トラブルの原因になることも。

色素沈着の原因になる

カミソリは正しく使用しても、使う頻度が高いと、色素沈着の原因になることもあります。
色素沈着は、カミソリによる炎症でメラニン細胞が活性化されて起こるもの。
色素沈着が起こると、肌が黒ずんでみえるようになってしまいます。

正しいムダ毛の処理方法

除毛クリーム

使用前にパッチテストを実施する

除毛クリームを使う前に必ずパッチテストを実施しましょう。
パッチテストは、まず10円玉ほどの量のクリームを二の腕の内側に乗せ、10分間放置します。その後、水やぬるま湯で洗い流し、24時間後赤みやかぶれなどの症状がなければ、除毛クリームを使用しても問題ありません。

汗や汚れを落とし、水分を拭き取る

汗や汚れ、水分などが肌に付着していると、あまり除毛効果が得られません。
肌に汚れや水分が付着していないことを確認してから、除毛クリームを使用しましょう。

除毛クリームを均一に塗る

除毛効果をしっかりと引き出すために大切なのは、ムダ毛がしっかりと覆われるくらいたっぷりと皮膚にクリームを密着させ塗ること。
「さらに除毛効果がほしい」と大量につけてしまうと、液だれの原因になってしまうため、1~3mm程度の厚さを目安に塗るのがおすすめです。
除毛したい箇所にクリームを塗ったら、除毛クリームに表記してある使い方に従って放置しましょう。

除毛クリームを洗い流して保湿ケアを

放置が終わったら除毛クリームを洗い流しましょう。
クリームが肌に残っていると肌荒れの原因になってしまうため、クリームのぬめりが取れるまでしっかりと洗い流すことが大切です。
除毛後の肌は普段よりもデリケートになっているので、処理後は必ず保湿クリームや化粧水を用いてアフターケアをしましょう。

除毛クリームは毛がない状態が何日もつ?効果を発揮する使い方を解説

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カミソリ

肌とカミソリを清潔にする

カミソリで処理をする前に必ず行っておきたいのが、肌を「清潔にすること」です。まずは石けんなどを使用して肌をきれいに洗浄しましょう。肌には汗や皮脂、ほこりや汚れだけでなく、さまざまな雑菌が付着しています。これらがカミソリによってダメージを受けた皮膚や毛穴に入り混むと、炎症の原因になってしまいます。
もちろんカミソリも清潔なものを使用しましょう。お風呂場などに置きっぱなしにしていると、雑菌の繁殖や、さびの原因になります。湿気のこもらない場所に保管し、使用前にアルコール消毒などを行うのも良いでしょう。

毛流れに沿って剃る

カミソリで処理するとき、毛の流れに逆らって剃ってはいませんか?確かに逆毛に剃ると、深くまで剃れるように感じるかもしれません。しかしこれは剃りすぎの状態。毛穴の周りの皮膚に大きなダメージを与えてしまいます。カミソリで処理する際は、必ず毛の流れに沿って剃るようにしましょう。
力の入れすぎや、何度も同じ場所を剃るのも肌への負担になるので気をつけてください。

アフターケアを忘れずに

力を入れないように剃ったからといって、全く肌にダメージを与えないというわけではないからです。カミソリを使用したあとの肌は、刺激によりどうしても敏感になっています。またカミソリによる肌の摩擦や刺激は色素沈着を起こすこともあり、そうしたトラブルが起きないようにするためにもアフターケアの保湿が重要です。

ムダ毛処理を行うのに有効なタイミング

カミソリ

カミソリを使用するタイミングとしては、入浴時や入浴後が望ましいとされています。
理由としては、入浴により毛や肌が水分を含みやわらかくなるため、力をいれず毛の処理ができるようになることで肌への負担が少なくなるためです。

除毛クリーム

除毛クリームを使用するタイミングとしては、入浴前や外出前がおすすめです。
理由としては、肌が水分を含みやわらかくなっていると、毛以外に肌が除毛クリームの成分に反応する可能性があるためです。
敏感肌の方でも使用しやすいタイミングとして肌が濡れていない状態を推奨しています。

【まとめ】

除毛クリームとカミソリの特徴を理解して自分に合った方法を選ぼう

今回は、除毛クリームとカミソリの特徴についてそれぞれご紹介しました。間違った処理方法を続けると、一時的には問題がなくても後々肌トラブルの原因になってしまうことも。また、今回ご紹介したように、除毛クリームとカミソリ、それぞれにメリットとデメリットがあります。それぞれの特徴をしっかりと理解し、自分の体質に合った方法を選ぶようにしましょう。

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