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除毛クリームは毛がない状態が何日もつ?効果を発揮する使い方を解説

公開日:2023.02.07

手軽にムダ毛の処理ができることで人気の除毛クリーム。使ってみたいけれど、除毛クリームの効果は何日くらいもつのか、どれくらいの頻度で処理をすればいいのかなど、使用頻度や使い方が気になっている方も多いでしょう。
今回は、除毛クリームの使用頻度や効果を最大限に発揮する使い方など、これから使ってみたい方のために、除毛クリームについて徹底解説します。

除毛クリームとは?メリット・デメリットをチェック

除毛クリームとは、「チオグリコール酸カルシウム」という成分が配合されているクリームのこと。気になるところに除毛クリームを塗ると、毛の主成分であるたんぱく質を分解。その結果、体毛がやわらかくなり、毛が溶けて除毛できるというものです。
肌に優しく、子供から大人まで手軽に使用できる除毛クリームはとても使いやすいアイテムといえます。ただし、使用する際にはメリットだけでなく、デメリットについてもいっしょに理解しておきましょう。下記でメリットとデメリットを紹介します。

除毛クリームのメリット

塗るだけで簡単に除毛できる除毛クリーム。その主なメリットは下記のとおりです。

  • 広範囲の体毛を一度できれいに除去できる
  • 肌ケア成分が配合されているものを選べば、肌に負担をかけずに除毛できる
  • 肌の黒ずみや炎症、埋没毛にならない
  • 除毛後に、チクチクするなどの不快感がなく心地良く過ごせる
  • サロン脱毛や医療脱毛に比べて安価

このように、除毛の選択肢の中で、除毛クリームはとてもメリットが多い処理方法です。一度に広範囲を処理できるので時短ケアが可能で、カミソリや電動シェーバーと比べて肌への負担が少なく、肌トラブルなどの心配も比較的少ないでしょう。
また、処理後の肌もチクチクなどの不快感がなく、心地良く過ごせます。費用の面で見ても、医療脱毛や脱毛サロンよりも安価なので、学生でも気軽に購入できて継続しやすいところもうれしい点です。

除毛クリームのデメリット

メリットの多い除毛クリームにも、デメリットはあります。知っておきたいデメリットは下記の3つです。

  • デリケートゾーンや顔など、粘膜にふれるおそれがある部位には、避けたほうが良い
  • 体質やそのときの肌状態によっては赤みやかゆみが出る場合がある
  • 永久脱毛ではないため、必要に応じて継続していくことが必要

除毛クリームは粘膜にふれる部分にはおすすめできないため、使用部位が限られることがデメリットとして挙げられます。敏感肌の方や肌の状態が良くないときは、肌荒れの原因となることもあるため注意が必要です。特に、敏感肌の方やその製品を初めて使用する方は、簡易パッチテスト(二の腕の内側に少量の除毛クリームを塗布後、5~6分置いて洗い流し、24時間後に赤みやかぶれが出ないか確認する方法)を行ってから使用するのがおすすめです。

【ムダ毛処理】除毛クリームとカミソリのメリット・デメリットについて徹底解説!

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また、除毛クリームは医療脱毛とは異なり永久的ではないため、体毛を完全になくすことはできませんが、継続してお手入れをすることで伸びるスピードが緩やかになり、結果的にムダ毛処理が楽になるという効果があります。

除毛クリームの効果は、どれくらい?

除毛クリームは、正しく使用すれば1回の使用で個人差はありますが、約7~10日間は体毛を気にせずに過ごせるといわれています。ただし、効果を長持ちさせるには塗布の仕方が重要です。
除毛クリームを塗るときは、体毛が見えなくなるくらい皮膚に密着させて、たっぷり塗ります。指定された時間、しっかりと待つことも大切です。

除毛クリームを繰り返し使用することで、徐々に体毛が伸びにくくなるので、結果的に除毛クリームの使用頻度を減らすことができます。
これは、毛周期(成長初期→成長後期→退行期→休止期)が関係しています。体毛は、すべて同じサイクルで成長しているわけではありません。除毛クリームを使用すると、いったんすべての毛がきれいになくなりますが、成長期にあたる毛は除毛後すぐに発毛してきます。退行期にあたる毛には栄養が行かず、そのまま伸びることなく抜けていきます。また、成長期にあたる毛も数ヵ月で退行期に移行するため、定期的に除毛クリームを使用すると徐々に体毛が減っていくわけです。

除毛クリームを特におすすめできる方とは?

ドラッグストアや雑貨店などで手軽に購入ができ、子供から大人まで簡単に使用できる除毛クリーム。実際には、どのような方に最適なのでしょうか。特におすすめできるのは、下記にあてはまる方です。

  • 中学生、高校生の第二次性徴期で「脱毛」が不向きな方
  • 体毛処理の費用をできるだけ抑えたい方
  • 敏感肌の方
  • 剃った後のチクチク感が苦手な方

第二次性徴期は細胞の活性化が盛んなため、脱毛してもすぐに生えてくる可能性があります。また、ホルモンバランスも不安定で、「脱毛」は不向きといわれています。そのため中学生や高校生は、除毛クリームで生えてくる体毛に少しずつアプローチしていく方法がおすすめです。
さらに、肌ケア成分を配合した除毛クリームを選べば、肌に負担をかけずに除毛が可能であるため、肌が弱いと感じている方や子供でも、安心して使用ができます。今まで「肌が弱くて最適な除毛方法がなかった」という方も、除毛クリームであれば優しく除毛することが可能かもしれません。

除毛クリームを最も効果的に使うポイントとは?

ここまでお伝えしてきたように、除毛クリームは手軽で肌に優しい、メリットの多い除毛方法です。しかし、誤った使い方をすると十分な効果を得られなかったり、思わぬ肌トラブルを引き起こしたりする危険性も。
続いては、除毛クリームの基本的な使い方と、効果を最大限に発揮できる使用方法を解説します。

除毛クリームを使用する前に

初めて使用する方や生理周期で肌が敏感なときは、最初に簡易パッチテストを行いましょう。二の腕の内側に少量の除毛クリームを塗布後5~6分置いて洗い流し、24時間経過しても赤みやかゆみがなければ、使用できると判断しても大丈夫です(パッチテスト直後の赤みやかゆみは気にしなくても大丈夫です)。

除毛クリームの使い方

除毛クリームは、体毛が気になる箇所にクリームを塗り、しばらく時間を置いた後にクリームを取り除けば除毛ができるというもの。一般的な除毛クリームの使い方の手順は、下記のとおりです。

Step1 除毛したい部分に密着させるよう、体毛が見えなくなるくらいたっぷりとクリームを塗る
Step2 スパチュラでムラなく伸ばして、5~15分置く(経過時間は商品によって多少変わります)
Step3 時間が経ったら、ティッシュやタオルなどで優しく拭き取る
Step4 残ったクリームを優しくシャワーなどで洗い流す
Step5 保湿ケアをして肌を整える

保湿成分の入った除毛クリームの場合、Step5は必須ではありませんが、使用後は肌のために保湿ケアをするといいでしょう。

除毛クリームの最も効果的な使い方とコツ

除毛クリームをのせるときは、肌にしっかりと密着させることが重要です。そのため、使用する前にはシャワーなどで汗を流し、清潔な状態で肌へ塗布するようにします。塗布する際には、皮膚に密着させることがポイント。1~3mm程度の厚さが目安です。毛の立ち上がりが強いところは、2~3分後にスパチュラで再度ならしたり、ティッシュで軽く上から押さえたりするなど、肌との密着を意識してみてください。

「全身の体毛を処理したい」という場合は、部位ごとに処理するのがおすすめです。全身に塗ってから時間を置くと、最初に塗布した部位と最後に塗布した部位とで時間に差が生じてしまい効果にムラができてしまいます。部位ごとに塗布から洗い流しまでを行うことで、効果的にしっかりと除毛することができます。

除毛クリームを選ぶ際のポイント

除毛クリームに興味がわいてきたけれど、たくさんある商品の中からどれを選べば良いかわからない方もいることでしょう。除毛クリームは、下記のポイントを参考に選んでみてくださいね。

  • 肌ケア成分が配合されているもの
  • 生理周期など、肌が敏感なときでも使用可能なもの
  • 香りが苦手だと感じないもの

除毛クリームは「体毛の除去」を目的としているため、肌をいたわる成分が入っていない製品もあります。しかし、直接肌にふれるものですし、繰り返し使用するものだからこそ、肌に負担がかからないものが良いですよね。
また、生理周期の肌が敏感なときとイベントが重なることもありえるので、肌ケア成分がしっかりと配合された除毛クリームを選ぶことをおすすめします。

除毛クリームを使うときの注意点

比較的安全に使用できる除毛クリームですが、正しく使用しなければ肌トラブルの原因になることも。除毛クリームを使うときは、下記の点に注意してください。

  • 製品を初めて使用する場合や肌が敏感なときは、二の腕の内側で簡易パッチテストを行う
  • 必要がなければ、生理周期などの肌が敏感なときの使用は控える
  • 洗い流した後に体毛が残っても、続けて使用しない(翌日であれば可能)
  • 髪の毛に除毛クリームがつくと毛が溶けてしまうので、髪を結んでから使用する
  • 各製品が推奨する経過時間を守る

カミソリなどと異なり、誤って肌が傷つけられることはありませんが、肌が敏感なときは赤みやかぶれが出てしまう可能性もあります。必要に応じて、事前に簡易パッチテストを行ったり、除毛処理そのものを控えたりする選択肢もチョイスしてくださいね。

除毛クリームに関するよくある疑問

除毛クリームに関してよくある質問をまとめました。Q&Aでお答えします。

除毛クリームは敏感肌でも使えるの?

肌をいたわる成分が配合されていて、敏感肌でも使用できることをうたっている除毛クリームであれば使用が可能です。購入する際は配合成分やパッケージをよく確認してみてください。

除毛クリームに肌ケア成分が配合されていれば、簡易パッチテストは不要?

肌ケア成分が配合されていれば、敏感肌の方でも使用できる除毛クリームも多いですが、体質的に合わない可能性も。少しでも不安がある場合は、使用前に簡易パッチテストをすることをおすすめします。

除毛クリームは製品によって価格に幅があるけど、どんな違いがあるの?

メーカーによって価格設定は異なりますが、肌ケア成分が配合されているものなど、除毛効果にプラスアルファの成分が入っている除毛クリームは、価格が高くなる傾向があります。自分に必要だと思う成分が入ったものを選ぶことが大切です。

除毛クリームを使った後の保湿ケアは必須?

使用した除毛クリームに保湿ケア成分が配合されていれば、保湿ケアは必須ではありません。ただし、肌が乾燥したり肌トラブルが起きたりすると、体を守るために体毛はより濃くなるといわれています。そういったことを防ぐためにも、肌の保湿ケアは意識的に行うことをおすすめします。

除毛クリームと抑毛ローションとの合わせ技で効果が高まる

除毛クリームだけでも十分に体毛の処理は可能ですが、抑毛ローションと合わせて使うと、より効果を感じることができます。
抑毛ローションは毛の成長を抑制させる効果によって、新しい毛が生えることを遅らせたり体毛を細くしたりするものです。除毛クリームと抑毛ローションを併用したケアがおすすめ。抑毛ローションを選ぶ際は、大豆エキスなどの女性ホルモン様作用がある成分が配合されたものを選ぶといいでしょう。

【まとめ】

適切に除毛クリームを使って安全安心のムダ毛ケアを

除毛クリームの持続期間や効果的な使い方、使用時の注意やポイントを解説しました。医療脱毛と異なり永久的なものではありませんが、第二次性徴期の学生や小さなお子さま、敏感肌の方にも使用できます。
また、個人差はあるものの除毛後7~10日程度効果が持続し、さらに継続して使用することで、使用する間隔も空いてきます。
除毛クリームを選ぶ際は、肌ケア成分が配合されたものを選び、肌への負担なくムダ毛ケアをしてくださいね。

【除毛クリームの正しい使い方】短い毛を残さずケアするコツは?脱毛クリームとの違いとは?

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