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自己処理すると毛が濃くなる?毛が濃くなってしまう原因と対策について

公開日:2020.12.08

以前と比べて明らかにムダ毛が濃くなった、ムダ毛が伸びるペースが速くなったと感じると、自己処理をしていることが原因と思う方が多いようです。しかし医学的には自己処理で毛が濃くなることはないとされています。

この記事ではなぜ毛が濃くなったように感じるのか。ムダ毛が濃くなる原因と薄くするための対策をご紹介します。

【自己処理すると毛って濃くなるの?

自己処理すると毛って濃くなるの?

毛が濃くなる主な4つの原因

人間の体の構造は単純ではないので、ムダ毛がいきなり濃くなることはありません。
しかし、暴飲暴食を続ければ太るように、ムダ毛を濃くする要因を積み重ねれば濃くなってしまいます。

ここでは、どうして毛が濃くなってしまうのか、その原因をご紹介します。

1.摩擦や紫外線ダメージなど外部からの刺激

摩擦や紫外線ダメージなどの刺激を受けると、肌や内部の組織を守るために毛の成長を促進しようとします。
例えば、頭は体の中でもっとも重要な生命維持活動をしているので、外部の刺激から守る為、髪の毛が他の部位より多く生えていますし、成長期間も体毛と比べて長くなっています。

髪の毛以外の部位は、洋服を着る文化になってからより目立たなくなってきているとされていますが、それでも露出をする部分には「守る」機能が残っているので、慢性的に刺激を受けているとムダ毛が成長します。

ささいな刺激であれば体毛が濃くなるほどではありませんが、ムダ毛処理や体をごしごし洗うなどの強い刺激を与え続けると、ムダ毛が濃くなることもあります。

2.ホルモンバランスの乱れ

人間は皆、男女問わず男性ホルモンも女性ホルモンも備えています。
ムダ毛を濃く太くする働きを持っているのは男性ホルモンなので、男性の方が体毛が濃くなりやすい性質を持っています。
ただし、女性ホルモンが優位であっても、男性ホルモンとのバランスが乱れると体毛が濃くなることがあります。

<バランスが乱れる原因の例>

  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 冷え性による循環機能の低下

こういった状態が慢性化していると自律神経の乱れにつながります。
自律神経はホルモンの分泌量をコントロールする働きを持っていますから、自律神経が乱れるとホルモンバランスが変化し、ムダ毛が濃くなりやすくなってしまうのです。

3.食事の栄養バランスが偏っているとムダ毛が濃くなりやすい

ホルモンバランスが乱れる原因には食生活の乱れも考えられます。ムダ毛が濃くなりやすいホルモンバランスは男性ホルモンが優位になっている状態です。つまり、女性ホルモンを活発にさせる食事を意識することで、ホルモンバランスの乱れを正常に近づけることができます。

女性ホルモンを活発にさせる食事とは、大豆イソフラボンが含まれる納豆や豆乳、豆腐などの大豆製品やビタミンB6やビタミンEが含まれるアボカド、ナッツ、ホウレンソウなどです。

また、お米やお肉は男性ホルモンを活発にさせるため、摂取するときには注意しましょう。

4.子どもの頃から濃い場合は遺伝の場合も

もし、物心ついたときから、人よりもムダ毛が濃かった、髪の毛や眉毛の量が多かったという方は、遺伝によって濃くなっている可能性があります。
遺伝と聞くと、絶対に改善できないと思ってしまうかもしれませんが、遺伝は「そうなる要素が他の人より強い」という状態で、遺伝子を受け継いだから改善できないというわけではありません。

例えば、他人より太りやすい細胞を持っているとしても、きちんと食事制限をしたり運動したりすれば痩せることは可能です。 これと同じで、ムダ毛が濃くなる遺伝子を持っていても、毛を薄くするための対策を行えば今以上に結果がついてくる可能性もあります。諦めずに解決策を見つけましょう。

ムダ毛が濃くなったときの対策法3選

ムダ毛が気になってきたら、とりあえず自己処理をするという方が多いようです。
しかし、ただ処理をしてもまた成長してくるので、自己処理は根本的な対策にはなりません。

今までとは違うアプローチをすることがムダ毛対策になるので、効果的な対策法を3つご紹介します。

1.ホルモンバランスを整える

ムダ毛が濃くなったときの対策として、一番意識したいのはホルモンバランスを整えることです。
例えば、妊娠をすると女性ホルモンの分泌量が多くなり、髪の毛の成長を維持する働きが活性化するので、妊娠中は抜け毛が大幅に減り髪の量が増えます。

つまりホルモンの働きは、それだけ毛に対して大きな影響を与えるということです。ストレスはこまめに解消する、質の高い睡眠を取る、そして規則正しい食生活を心がけましょう。

2.自己処理方法を変える

ホルモンバランスを整えるのと同時に実践したいのが、自己処理方法の見直しです。
ムダ毛処理でカミソリや毛抜きなど肌の刺激の強いアイテムを使っている場合、もしくは家庭用脱毛器や電気シェーバーを正しく使えていない場合、刺激によって濃くなっている可能性が高いです。

部位にもよりますが、剃ったり抜いたりする自己処理方法は、どうしても肌にダメージを与えてしまうので、肌への刺激が少ない除毛クリームを使いましょう。
それでも毛が濃くなる場合は、エステ脱毛などプロの施術を検討するのもおすすめです。

3.肌の回復を助けるアフターケアを徹底する

肌は、刺激を受けても回復する機能を持っています。
自己処理をした後には、できるだけ早く回復させてあげることで毛が濃くなるのを防げます。

肌機能を活性化するには、肌に水分がたっぷり保持されている必要があるため、自己処理をした後にはローションを使って保湿ケアを徹底しましょう。

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【まとめ】

自己処理でムダ毛を濃くしないためにはアフターケアが重要!

ムダ毛が濃くなる原因の中でも、1番影響を与えるのがムダ毛処理によるダメージです。 サロン脱毛であれ自己処理であれ、ムダ毛処理は肌に対して刺激を与えるものが多い為、肌を守ろうとムダ毛が濃くなるのは避けられません。

大切なのは、肌に刺激が少ない処理方法を選ぶことです。カミソリや毛抜きを使っている場合には、部位によっては除毛クリームに変えることで改善がみられる可能性があります。

また、ムダ毛処理による肌への刺激が原因の場合もあるので、ムダ毛処理の後はローションなどで必ずアフターケアをしましょう。肌の回復を促すこともムダ毛を濃くしない対策の一つです。

【アフターケアが大切】ムダ毛の自己処理するときに注意するポイント

【アフターケアが大切】ムダ毛の自己処理するときに注意するポイント

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