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肌のハリ不足の原因とスキンケア方法

公開日:2020.12.23 更新日:2024.03.01

朝起きたとき、枕の跡がいつまでも消えなかったり、肌を押しても戻らなかったりしたら、それはハリ不足のサインです。放っておくと、肌はどんどん劣化していきます。目の周りのたるみやほうれい線、フェイスラインのたるみが気になり始める方は少なくありません。

「いつまでも20代のようなハリのある肌でいたいけれど、どんなケアをしたらよいかわからない」このようなお悩みを抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ハリがなくなっていく原因と、ハリを保っていつまでも生き生きとした肌でいるために大切なスキンケアを解説します。

ハリ不足の4つの原因

肌のハリが不足すると、目の周りやほうれい線、フェイスラインのたるみが目立つようになり、老けた印象を与えます。このような状態になる4つの原因について、くわしくまとめました。

1. 加齢による肌の劣化

年齢を重ねると肌が乾燥すると同時に、肌の柔らかさを保つ「コラーゲン」、肌の弾力を保つ「エラスチン」、これらの隙間を埋めている「ヒアルロン酸」の生産量が減少します。肌はこれらの働きによってハリを保っていますが、減少して表皮を支えていられなくなると、たるみやシワができるのです。

2. 肌の乾燥

肌の外側にある角層には、細胞がレンガ状に並んでいます。この細胞同士を密着させ、外部の刺激から肌を守っているのが「セラミド」です。

肌が乾燥すると肌のハリを保つ「セラミド」が減り、肌のバリア機能が衰え、外部からの刺激を受けやすくなります。そして、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンが減少し、ハリ不足の原因になります。

乾燥肌のスキンケアで大切なこと

乾燥肌のスキンケアで大切なこと

3. 紫外線によるダメージ

紫外線のなかでも波長の長いUVAは、表皮層を通り越して肌の奥の真皮層までにダメージを与えます。一時的に浴びた紫外線であれば、皮膚の修復能力によって自然と元通りになりますが、毎日浴びていると、肌のハリに必要なコラーゲンやエラスチンも分解されて本来の機能を失い、ハリや弾力を保てなくなります。

また、紫外線を浴びることで起こる肌の酸化も、コラーゲンを変性させて、未来のシワの原因となってしまうのです。

4. 表情筋の劣化

皮膚は、皮下組織の下にある筋肉によって支えられています。筋肉が発達しているときは、内側からの張りによって皮膚もピンと張っていますが、筋肉が少なくなると、内側から押し出す力も弱まり、皮膚のハリもなくなってしまいます。筋肉が少なくなると可動域も狭くなり、表情も乏しくなります。

ハリを保ち生き生きとした肌でいるための4つの方法

ハリ不足を解消して、ハリを育て、生き生きとした印象を与えるための方法をまとめました。

1. 保湿効果の高いスキンケアを心がける

肌のバリア機能を高め、ハリを生み出すコラーゲンを外の刺激から守るためにも、肌の保湿は非常に大切です。保湿成分が配合されたスキンケア化粧品を使用し、乾燥させないようにしましょう。

バリア機能が高まり十分に保湿された肌は、ターンオーバーも正常に行われ、弾力性が高まり、肌のハリを生みます。

2. 紫外線対策をする

肌にダメージを与える紫外線を避けるために、毎日日焼け止めを塗りましょう。ガラスを通過して、家の中にも紫外線は侵入してきます。さらに外出時には、日焼け止めはもちろん、帽子やサングラス、日傘などで紫外線をブロックすれば安心です。

3. 表情筋を鍛える

肌のハリを土台から保つために、表情筋を鍛えて、内側からの生き生きとしたハリを育てましょう。表情も明るくなり、若々しい印象を与えます。

以下の方法で表情筋を鍛えましょう。

  1. 「う」の口で顔のパーツすべてを中央に集める(3秒)
  2. 「あ」の口で、目・口・鼻の穴など開けるところはすべて開いて、鼻から遠ざけるように伸ばす(3秒)
  3. 「い」の口で目と頬を引き上げる(3秒)
  4. 「お」の口で3で引き上げた頬を伸ばす(3秒)
  5. 1~4を3回ずつくり返す

ストレッチをするときは、自分が気持ちよく伸びていることを実感できるポイントを見つけながら、それぞれの動きを確認しましょう。顔の血行が良くなり、ポカポカしてきます。

血行が促進されることで、肌に必要な栄養分の流れもよくなり、ハリを支える土台作りにつながるのです。また、表情筋の可動域が広くなるので、表情も豊かになるでしょう。

シミ・シワのスキンケアで大切なこと

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【まとめ】

ハリを保っていつまでも生き生きと輝く自分を目指しましょう

今回はお肌のハリ不足の原因と、ハリのある美しい肌にするためのお手入れ方法を解説しました。

お肌は何もしなければ、どんどん老化が進んでいきます。十分な保湿、紫外線対策、表情筋の育成、肌の自活力アップ、これらを毎日コツコツと続けることで、年齢を重ねながらもハリを育てて、美しい肌をキープしていきましょう。

 


 

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