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美容液とは?選び方、おすすめの美容成分も紹介します

公開日:2024.07.30

美容液とは?選び方、おすすめの美容成分も紹介します

美容液とは、高濃度の美容成分を配合したスキンケアアイテムです。

毎日のスキンケアに美容液をプラスすることで、さまざまな肌悩みにアプローチしてスキンケアの質を高めることができます。

今回の記事では、美容液の基礎知識や選び方・使い方、おすすめ成分などを詳しく解説していきますので、理想の肌に近づくための参考にしてみてください。

美容液とは?化粧水・乳液・クリームとの違い

美容液とは?化粧水・乳液・クリームとの違い

基礎化粧品を大まかに分類すると、化粧水、乳液、美容液、クリームがあります。

基本のスキンケアは「化粧水→乳液→クリーム」の3ステップで紹介されることが多いため、「美容液は使ったことがない」という方も少なくないのではないでしょうか。

まずは、基礎化粧品の種類ごとの特徴や役割について見ていきましょう。

化粧水、乳液、クリームの特徴

化粧水の主な役割は「肌への水分補給」です。

基本のスキンケアでは、洗顔の後にまず化粧水をつけて、肌にたっぷりと水分を与えます。

乳液の役割は、肌を柔らかく整え、肌に補った水分や美容成分の蒸発を防ぐことです。

クリームも乳液と同様に、うるおいや美容成分を逃がさないよう肌にフタをしてくれます。

化粧水→乳液→クリームの順に水分よりも油分が多くなっており、肌に必要な油分を補うことも、乳液とクリームの重要な役割です。

化粧水、乳液、クリームは、季節や肌の状態に合わせて選ぶことが重要です。夏やオイリー肌には軽めのテクスチャー、冬や乾燥肌には保湿力のあるものを選びましょう。

美容液の特徴と他の基礎化粧品との違い

美容液の特徴は、さまざまな肌悩みに特化した美容成分を高濃度で配合していることです。

もちろん化粧水や乳液、クリームにも美容成分は含まれていますが、その量(濃度)には大きな違いがあります。

そのため美容液は、他の基礎化粧品と比べて高額な商品も少なくありません。

高濃度の美容成分が特徴の美容液は、美白、重点的な保湿、エイジングケアなど、特定の目的や肌悩みに対する集中ケアに向いています。

美容液の効果と必要性

美容液の効果と必要性

化粧品のスターターキットやトラベルセットに美容液が含まれているケースは少なく、スキンケアの必須アイテムというイメージは薄いかもしれません。

しかし、特定の肌悩みやトラブルの集中ケアをするときには、とても心強い味方になります。

ここでは、美容液の具体的な効果や成分、美容液を使ったほうが良いケースについて解説していきましょう。

美容液の主な効果

美容成分が高濃度で配合された美容液を使うと、目的に合わせた集中ケアが可能です。

代表的な美容液の種類としては、保湿、美白、エイジングケアなどが挙げられます。

また、目元や口元など、特定のパーツに特化したアイテムが揃っているのも特徴です。

肌の水分量をキープする、水分と油分のバランスを整える、美容成分を角質層まで届けるなど、さまざまな目的に合わせた美容液が存在しています。

特定の肌悩みにアプローチできることはもちろん、いつものスキンケアの効果を高めることも期待できるでしょう。

美容液が必要な肌の状態

美容液が必要になるのは、「いつも通りのスキンケアでは足りない」と感じたときです。

具体的にいうと、年齢肌を感じ始めたとき、季節や紫外線ダメージなどの要因で乾燥が気になるとき、特定の肌悩みを集中ケアしたいときなどが挙げられます。

特に年齢肌に関しては、多くの方が直面するトラブルなのではないでしょうか。

10代や20代前半くらいの肌は、特別なケアをしなくても一定の水分が保たれていますが、年を重ねると肌本来の保水力・保湿力は徐々に失われていきます。

そうすると肌のバリア機能や再生力も衰えていくため、保湿がスキンケアの要になるのです。

しっかりと肌に潤いを与えたうえで、気になる肌悩みにアプローチしていきましょう。

美容液の使い方とタイミング

美容液の使い方とタイミング

美容液は、「化粧水→乳液→クリーム」という基本的なスキンケアに、プラスアルファで取り入れるアイテムです。

そのため、「美容液を試してみたいけれど正しい使い方がわからない」という方も多いのではないでしょうか。

ここでは、美容液の基本的な使い方、より効果的な使い方、使うタイミングを解説します。

美容液の基本的な使い方

美容液は基本的に以下のような方法で塗っていきます。

  • 1.適量の美容液を手のひらに取って温める
  • 2.顔全体に美容液をなじませる
  • 3.手のひらで押さえるようにして美容液を浸透させる
  • 4.気になる部分に重ねづけをする

美容液を温めることによって肌なじみが良くなります。

顔全体にムラなくのばしたら、やさしくハンドプレスをして、さらに浸透力を高めましょう。

使用量が少ないのはもちろんNGですが、多すぎても塗りムラや肌トラブルの原因になることがあります。

肌の状態によって少し多めにつけたいときや、気になる部分に重ねづけをしたいときは、最初に製品ごとの適量をなじませたうえで、追加するようにしてください。

朝と夜の使い分け

朝と夜のスキンケアは、それぞれの主な目的が異なっています。

朝のスキンケアでは、まず就寝中にかいた汗、皮脂、ほこりなどを洗顔で取り除いた後に、日中の乾燥や紫外線、その他の外的刺激から肌を守ることを意識しなければなりません。

そのため、保湿や紫外線対策、外的刺激からのガードに特化した美容液を選ぶと良いでしょう。

夜は、メイクや汚れを洗顔で落とした後に、日中に受けたダメージのケアや、気になる肌悩みの集中ケアに取り組むのがおすすめです。

肌の保湿、美白ケア、エイジングケアなどは、夜がチャンスです。

美容液のテクスチャーによる使用の順番

美容液には、液状、ジェル状、クリーム状、オイル状など、さまざまなテクスチャーのアイテムがあります。

スキンケア製品の使用順は「水分の多いものを先に、油分の多いものは後から」が基本です。そのため、水分の多い美容液は「化粧水の後・乳液の前」、油分の多い美容液は「乳液の後・クリームの前」という順番が正解になります。

ただし「ブースター(導入)美容液」に関しては、後から塗る基礎化粧品の浸透を高めることから、「洗顔後すぐ・化粧水の前」に塗る必要があります。

ブースター美容液にはオイル状のものもありますが、「油分は最後に」という判断はNGです。

ブースターオイルには親水性の高いオイルが使われているので、化粧水の前に使いましょう。

美容液の選び方とおすすめの美容成分

美容液の選び方とおすすめの美容成分

美容液にはたくさんの種類があるため、どのように選んだら良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。

化粧品全般にいえることですが、自分の肌に合うもの、そして目的に合ったものを選ぶことが大切です。

ここでは、代表的な肌悩みに効果的な美容成分についても触れながら、選び方のコツを解説していきましょう。

肌質や肌悩みに合わせた選び方

肌質や肌悩みに特化した美容液を選ぶことは、理想の肌に近づくための第一歩です。

代表的な肌悩みに適した美容成分を以下に紹介しますので、参考にしてみてください。

<乾燥肌・インナードライ肌の方>

ヒアルロン酸やコラーゲン、グリセリンなどが、うるおいを保つ代表的な保湿成分です。

セラミドやスクワランは、水分を抱え込んで肌を守る働きも持っています。

肌表面がベタつく方も、内部の乾燥が原因で皮脂が過剰分泌されている可能性があるため、保湿を試してみましょう。

 

<シミ・そばかすが気になる方>

ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、ナイアシンアミド、プラセンタエキス、ハイドロキノンなどが、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐ美白有効成分として有名です。

できてしまったシミ・そばかすへの対策をしたい場合は、紫外線対策や保湿をしっかりと行い、肌のターンオーバーを整えることも意識してみましょう。

 

<年齢肌が気になる方>

年齢に応じたお手入れをしたい場合は、エイジングケアができる美容液を選びましょう。

しわにアプローチするレチノールやナイアシンアミド、肌にハリや弾力を与えるフラーレンやコラーゲンなどが、エイジングケアに使われる代表的な美容成分です。

季節に合わせた選び方

季節によって基礎化粧品を使い分けることは、効率の良いスキンケアのポイントです。

一般的な例でいうと、紫外線が気になる春夏には美白ケア重視、乾燥が気になる秋冬には保湿を重視している方が多いようです。

それぞれの肌状態や重点的にケアしたい内容で選ぶことを基本に、季節要因もプラスして考えてみると良いでしょう。

暑い季節には液状やジェル状、寒い季節はクリーム状など、テクスチャーを替えるのも一つの方法です。

また、肌トラブルが起こりやすい季節には、できるだけ刺激の少ない美容液を使いましょう。

美容オイルのおすすめ

美容オイルのおすすめ

美容液の選択肢の一つに、「美容オイル(オイル美容液)」があります。

液状やジェル状、クリーム状など、おなじみのテクスチャーの美容液と比べたら、使ったことがある方は少ないかもしれません。

しかし今、オイルならではの特徴や美容効果が、注目を集めているのです。

美容オイルの特徴と効果

美容オイルは、その名のとおりオイルをベースとした美容液です。

水分主体の一般的な美容液よりも、肌から水分の蒸発を防ぐ効果や、空気の乾燥、外的刺激から肌を守るバリア機能のサポートを得意とする製品が多く見られます。

なめらかなオイルが肌を柔らかく整えるほか、オイルならではのツヤ感も魅力の一つです。

美容オイルには、天然由来オイル(油脂)、炭化水素(鉱物油)、エステル(アルコールと脂肪酸の合成オイル)の3種類があります。

美容オイルのおすすめの使い方

空気の乾燥が気になるシーズンや、肌タイプが乾燥肌の方には、特におすすめです。

ただし、美容オイルにもさまざまなテクスチャーの製品があります。

サラリとしたものなら、夏場も含めてオールシーズンで使用しても問題ないでしょう。

また、美容オイルは、年齢肌が気になってきた方にも心強いアイテムです。

美容オイルが皮脂の代わりとなって、肌のうるおいを守ってくれるほか、カサつきやゴワつきが気になる肌を柔らかく整えてくれます。

美容オイルの高い保湿効果で肌内部のうるおいを保ち、ハリや弾力に満ちた肌を目指すことも可能です。

エスプライム美容オイルの紹介

エスプライム美容オイルの紹介

化粧水・乳液・クリームによるスキンケアの効果を感じにくくなったら、それは美容液を取り入れるタイミングです。

肌の状態と悩みに合った美容液を選んで、理想の肌を目指しましょう。

最後に、いつものスキンケアの効果を高めながらエイジングケアができる、鈴木ハーブ研究所の「エスプライム美容オイル」をご紹介します。

エスプライム美容オイルの特徴

エスプライム美容オイルは、「浸透力」に着目したブースター美容オイルです。

毎日しっかりとスキンケアをしていても、美容成分が肌に浸透していなければ、本来の効果を得ることは難しくなります。

エスプライム美容オイルを使うことで、美容成分の通り道を作ってスキンケアの効果を高め、肌の自活力を呼びさますことが可能です。

アルガン、アルペンローゼの2つの幹細胞エキスを中心に、エイジングケアに役立つ美容成分がたっぷりと配合されています。

自然由来成分99.9%で、肌への刺激が気になる方にも使いやすい美容オイルです。

エスプライム美容オイルの使い方

エスプライム美容オイルは、浸透力アップを目的とした「ブースター美容オイル」です。

化粧水の前に、スキンケアのファーストステップとして使います。

洗顔の後に適量(2~3プッシュ)を両手のひらに広げたら、手のひら全体を使って顔全体になじませましょう。

このとき、内側から外側に向かって塗っていくのがコツです。

目尻や口元など乾燥しやすい部分には、指先を使って重ねづけをおすすめします。

親水性の高い上質な美容オイルなので、ベタつかずサラリとしたテクスチャーです。

季節を問わず、プレスキンケア用の美容オイルとして活用してみてください。

エスプライム美容オイル

エスプライム美容オイル

洗顔後のたった2滴ではじめる、自活力を呼び覚ます美容オイル