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VIOのムダ毛は自己処理でもOK?お手入れ方法・注意点・ポイント

公開日:2020.12.15 更新日:2024.07.30

VIOのムダ毛は自己処理でもOK?お手入れ方法・注意点・ポイント

美容に対する意識の変化とともに、VIOを脱毛する方も増えてきました。美容外科などでもVIO脱毛のメニューはありますが、プライベートな部位を他人に見せるのは抵抗がある方も多いでしょう。

VIOは自己処理もできますが、自分では見えにくいほか、肌トラブルを起こしやすい敏感な部位であるため、適切な方法と注意点を知っておくことが大切です。

そこで今回は、VIOのセルフケアに必要なアイテム選びから正しいお手入れ方法、そして実施する際の注意点とポイントまで、詳しく解説します。

VIOゾーンのムダ毛は自己処理をしても大丈夫?

VIOゾーンのムダ毛を自己処理すること自体は、基本的に問題ありません。ただし、清潔な状態を保ちつつ、肌への負担を最小限に抑えられる方法であればの話です。

VIOゾーンは他の部分と比較して肌が敏感で、粘膜に近い部位も含まれるため、刺激を最小限に抑える必要があります。また、肌の凹凸が多く見えにくい位置にあるため、完全にツルツルにするのは難しいかもしれません。

しかし、適切なアイテムを使用して慎重に処理を進めれば、肌トラブルを避けながらある程度はスッキリさせられます。

VIOのお手入れに使用できる主なアイテム

VIOゾーンのお手入れに使用できるアイテムとして代表的なのは、以下の8種類です。

●はさみ

はさみは、長く伸びた毛を事前に短くトリミングする際に使用します。シェーバーやカミソリの使用前に毛量を調整することで処理がしやすくなり、肌への負担も減らせます。

●カミソリ

カミソリは手軽に使えて剃毛後はツルツルにできる一方で、刃が直接肌に触れるため肌へのダメージや傷を与えやすいアイテムです。湿気の多いところだと雑菌が繁殖しやすいため、保管にも十分に注意しなければなりません。

●電気シェーバー

電気シェーバーは刃が直接触れないため比較的肌への負担が少なめです。VIO専用のものはデリケートゾーンの凹凸に合わせてデザインされています。防水タイプならお風呂場でも使用可能で、清潔に保ちやすいのが特徴です。

●ヒートカッター

ヒートカッターは電気の力で金属線を熱し、高温で毛先を焼き切ります。熱によって毛先が丸まるため、処理後のチクチクがほとんどありません。ただし、あくまでも毛を短く整えるアイテムのため、根元まで剃りたい場合はほかの方法と併用する必要があります。

●除毛クリーム

除毛クリームは、ムダ毛を溶かして除毛するアイテムです。手軽に広範囲のムダ毛を除去できるものの、人によっては肌に合わない場合や香りが苦手な場合があります。商品によってはVIOに使用できないため、説明欄はしっかりと読まなければなりません。

●家庭用光脱毛器

家庭用光脱毛器は、サロンでの処理と同様に光で毛根にアプローチして毛の再生力を低下させます。自宅で手軽にケアできるものの、納得できる結果が出るまでにはある程度の期間、継続的に使用し続けなければなりません。

●ブラジリアンワックス

ブラジリアンワックスはハチミツや砂糖などを用いた粘着性の高いワックスを肌に塗布し、硬化後に一気に剥がしムダ毛をまとめて抜きます。広範囲を一度に処理できて肌がツルツルになるものの、強い痛みがあり、肌への負担も大きい方法です。

●毛抜き

毛抜きは毛の形を細かく調整したいときに、特定の不要な毛だけを選んで抜けます。ただし、作業には時間がかかる上に痛みが伴い、また肌トラブルも起こしやすい方法です。

(内部リンク:除毛クリームは毛がない状態が何日もつ?効果を発揮する使い方を解説)

除毛クリームは毛がない状態が何日もつ?効果を発揮する使い方を解説

除毛クリームは毛がない状態が何日もつ?効果を発揮する使い方を解説

VIOにおすすめのお手入れアイテムはどれ?

VIOゾーンは他の部位と比較して皮膚が非常に敏感です。このため、肌への負担が大きいカミソリやブラジリアンワックス、毛抜き、家庭用光脱毛器はおすすめできません。これらのアイテムは肌に大きな負担をかけ、乾燥・傷・埋もれ毛・毛嚢炎の原因になりかねないためです。

対して、はさみ・電気シェーバー・ヒートカッター・除毛クリームは、比較的肌への負担が少なめです。いずれのアイテムも、正しく使えば肌を直接傷つけることなく毛を処理できます。特に除毛クリームは、最も負担なくかつ綺麗にムダ毛処理が可能な方法です。

ムダ毛を溶かす除毛クリームは、毛穴に浸透するため根元から処理できます。そのため毛穴に黒いぶつぶつが残ることはありません。また、毛先を溶かすのでチクチクすることもなく、さらに肌へのダメージも最小限に抑えられます。

ただし、商品によってはムダ毛を溶かすのに時間がかかってしまい、肌に負担をかけたり乾燥を引き起こしたりするものもあるので注意しましょう。

除毛クリームを使用する際は、「パイナップル豆乳除毛クリーム」のような肌に優しい製品がおすすめです。大豆イソフラボンや尿素などの保湿成分が入っていて、かつ剛毛でもしっかり除毛できる高品質のクリームを選ぶのがベストです。

ただし、たとえ低刺激の除毛クリームであっても、粘膜に近いI・Oへの使用は避け、Vラインのみに使用するようにしましょう。また、Vラインのみに除毛クリームを使用する場合であっても、洗い流す際にはI・Oにクリームが触れないように注意してください。

VIOの自己処理方法|正しい手順を分かりやすく紹介!

VIOゾーンのムダ毛を処理する際は、それぞれの部位に応じて正しい方法で行うことが大切です。

まずは自己処理を始める前に、以下のアイテムが揃っているかを確認しましょう。

  • 消毒液
  • 新聞紙(ペーパータオル)
  • はさみ
  • 電気シェーバー・ヒートカッター
  • 保湿クリーム

以下では、電気シェーバー・ヒートカッターを使用したVIOゾーンの自己処理方法を、それぞれ「ツルツルにする」「ある程度毛を残す」の2パターンで解説します。

Vラインのお手入れ方法

Vラインの自己処理方法は、ツルツルにお手入れするかある程度毛を残してお手入れするかで手順がやや異なります。それぞれの処理手順は以下の通りです。

【Vラインをツルツルにする際のお手入れ方法】

STEP1 最初に、はさみを使用してVラインの毛を1~1.5cmの長さにトリミングしましょう。この作業は、電気シェーバーをスムーズに使うための下準備です。毛をまとめて軽く引っ張り上げながら切ると、均等に短くできます。
STEP2 はさみで整えた後は、電気シェーバーを用いて毛を剃りましょう。シェーバーは肌に優しく滑らせるように使用し、毛の流れに沿って動かすのがポイントです。肌への圧力を均一に保ちながら、ゆっくりとシェーバーを動かすことで、肌を傷つけずに処理できます。
STEP3 処理が終わった後は、保湿剤をまんべんなく塗って肌を落ち着かせます。

【Vラインの毛をある程度残す際のお手入れ方法】

STEP1 まず、Vラインにどのようなデザインを残すかを決めます。逆三角形や楕円形、スクエア形など、選べるデザインはさまざまです。一度処理すると元の状態に戻るまで時間がかかるため、慎重に決めましょう。
STEP2 デザインが決まったら、アイブロウペンシルや水性ペンを使用して、肌に直接下書き線を描きます。下書き線の精度が仕上がりの美しさを大きく左右します。このとき、鏡を使って左右対称になるよう注意深く描いてください。水着や下着を着用して確認しながら線を引くと、剃り残しを防げます。
STEP3 下書き線からはみ出た毛をはさみでカットしましょう。1~1.5cmの長さに整えると、電気シェーバーやヒートカッターの処理がしやすくなります。毛をまとめて引っ張りながら切ると、均一にカットできます。
STEP4 残す部分の毛の長さをヒートカッターで調整しましょう。1.5~2cmにそろえると自然な見た目になります。先にコームで毛を梳かし、毛流れを整えると処理が楽です。
STEP5 下書き線の外側、不要な部分の毛は電気シェーバーを使って剃ります。細かい部分は特に慎重に、鏡を見ながら形を整えましょう。
STEP6 処理が終わった後は、保湿剤をまんべんなく塗って肌を落ち着かせます。

いずれの方法も、処理後は普段よりも肌が敏感になっている状態です。できるだけ刺激を与えないよう気をつけつつ、保湿剤をまんべんなく塗り広げて肌を乾燥やトラブルから守りましょう。

また、Vラインの中でも、粘膜に近い部分には特に傷つきやすいため注意が必要です。シェーバーやヒートカッターの刃は常に清潔に保ち、使用後はしっかりと洗浄してください。これらのツールの適切な使用が、美しい仕上がりと健康な肌を保つ鍵です。

Iラインのお手入れ方法

Iラインの自己処理方法は、ツルツルにお手入れするかある程度毛を残してお手入れするかで手順がやや異なります。それぞれの処理手順は以下の通りです。

【Iラインをツルツルにする際のお手入れ方法】

STEP1 Iラインの毛が指でつまめる程度に長い場合は、まずはさみを使って1~1.5cmくらいに短くカットしましょう。はさみを使用する際は、安全のためにも刃先が粘膜に向かないように注意しなければなりません。初期処理を丁寧にすると、後のシェービングが格段楽です。
STEP2 次に電気シェーバーを使用します。剃る際は、皮膚がたるんでいる部分は空いている手で軽く引っ張り、平らにしてからゆっくりとシェーバーを動かしましょう。Iラインは粘膜に近く皮膚が非常にデリケートなため、シェーバーのヘッドを肌に強く押しつけず、少し浮かせるようにして優しく剃ることが大切です。これにより、肌を傷つけるリスクを最小限に抑えられます。
STEP3 処理が終わった後は、保湿剤を粘膜以外の部分全体に塗って肌を落ち着かせます。

【Iラインの毛をある程度残す際のお手入れ方法】

STEP1 ヒートカッターを使用して、Iラインの毛を1.5~2cmの長さにトリミングしましょう。この長さだと、肌へのダメージを最小限に抑えつつ、自然な見た目を保つことができます。ヒートカッターの使用時は、肌に直接触れないように注意し、鏡を見ながら慎重に操作してください。熱線と皮膚の間で1cm程度の距離を保つと安全です。
STEP2 次に、Iラインの外側や上方の不要な毛を電気シェーバーで剃ります。VラインとOラインに向かって徐々に細くなる形を意識すると、ラインも美しく自然です。皮膚を軽く引っ張って平らにし、シェーバーを肌に優しく滑らせることがポイントです。
STEP3 処理が終わった後は、保湿剤を粘膜以外の部分全体に塗って肌を落ち着かせます。

基本的な流れはVラインと同様ですが、特にデリケートなIラインをお手入れする際は、より注意を払いながら丁寧に作業を進めることが大切です。また、保湿剤を使用する際も、粘膜部分に触れないように少量ずつ優しく塗り広げましょう。可能であれば、デリケートゾーン専用の保湿剤を用意してください。

Oラインのお手入れ方法

毛を残すこともあるVラインやIラインと異なり、Oラインはツルツルにお手入れする方法が一般的です。処理手順は以下の通りとなります。

【Oラインのお手入れ方法】

STEP1 Oラインを処理する際には、体勢がとても重要です。床に鏡を置きその上にしゃがむか、鏡の隣に椅子を置き片足を上げて処理する体勢がおすすめです。この方法なら、姿勢を安定させた上で細かく作業できるため、怪我のリスクが低くなります。体勢を決めたら、しっかりとバランスを取り、安全に処理を進めましょう。
STEP2 Oラインの毛は産毛に近いため、はさみやヒートカッターでの前処理は必要ありません。電気シェーバーを使用して直接剃ってOKです。空いている手で肌を軽く引っ張り、平らにしながら、凹凸に注意して丁寧にシェーバーを動かしましょう。鏡を見ながら、見えにくい部分も慎重に剃ります。
STEP3 処理が終わった後は、保湿剤を粘膜以外の部分全体に塗って肌を落ち着かせます。

Oラインは、VIOゾーンの中でも特にお手入れが難しい部位です。直接自分の目で状態を確認できないため、自己処理する際はVラインやIライン以上に注意しなければなりません。

処理中は肌を引っ張りすぎず、かつシェーバーの圧を均等に保ちながら進めることが大切です。剃り残しがないか、指先で丁寧に確認しながら進めると綺麗に剃り切れます。

また、Oラインは保湿剤も塗りにくいため、流れやすいローションタイプよりもジェルタイプやクリームタイプがおすすめです。

VIOのお手入れをセルフで行う際の注意点

VIOゾーンはデリケートな部分であり、見にくい位置にあるため、お手入れ中に誤って肌を傷つけるリスクがあります。出血するだけでなく、万が一粘膜に傷をつけてしまうと、感染症などの肌トラブルを引き起こす可能性があります。

このため、鏡を使用して視界を確保し、慎重に処理を進めることが重要です。特にOラインは凹凸が多く、シェーバーやカミソリが直接皮膚に触れやすいため、細心の注意を払わなければなりません。見づらいときは2枚の鏡で反射させ、処理する部位全体が見えるようにしましょう。

また、特にカミソリを使用した後は毛の断面が鋭角になりやすく、これが皮膚に刺激となってチクチクとした不快感を感じることがあります。このチクチク感はかゆみへと変わり、さらにはかぶれや黒ずみなどの肌トラブルを引き起こすケースもあるため、要注意です。最後に毛の長さを調整する際は、電気シェーバーやヒートカッターを使用すると、肌への刺激を軽減できます。

VIOのお手入れをセルフで行う際のポイント5つ

VIOゾーンの自己処理は、思いつきで始めたり適当なやり方で進めたりすると、大変危険です。デリケートな部分への負担を最小限に抑えるためにも、いくつかのポイントを抑えましょう。

最後に、VIOのお手入れをセルフで行う際のポイントを5つ紹介します。

肌を清潔にしておく

VIOは雑菌が繁殖しやすい部分であるため、不潔な状態でムダ毛処理をすると雑菌が肌に入り込んでトラブルにつながるおそれがあります。

VIOに限ったことではありませんが、処理前には肌を清潔にしておきましょう。入浴後が1番清潔ですが、時間がないときはVIOだけでもしっかり洗って清潔な状態で処理をしましょう。

長いムダ毛は事前にカットしておく

ムダ毛の処理方法は、電気シェーバーやヒートカッター、毛抜きなどいろいろありますが、どんな方法であってもムダ毛が長いまま処理をすると肌に負担をかけてしまいます。

特に、電気シェーバーやカミソリなど剃るタイプの処理方法は、ムダ毛が長いと何回も剃らなくてはならなくなり、余計に肌を傷つけます。したがって、長いムダ毛は安全な範囲内で事前にカットしておきましょう。

なるべく入浴後にお手入れをする

太く硬いVIOの毛は、電気シェーバーやヒートカッターで処理しにくい場合があります。そこで、ムダ毛が柔らかくなっている入浴中、または入浴後のお手入れがおすすめです。

ヒートカッターは水気を含んだ状態だと熱が伝わりにくくなるため、ある程度タオルドライしてからお手入れをするのがよいでしょう。

入浴後以外にお手入れしたい場合は、蒸しタオルなどで数分程度温めてからすると、ムダ毛が柔らかくなり処理しやすくなります。

肌が敏感なときは避ける

肌が通常より敏感な状態のときは、処理を控えることが肌への負担を最小限に抑える方法です。VIOはもともとデリケートな部位であり、無理な処理は肌トラブルの原因にもなります。特に、生理前後の2~3日と生理中は、ホルモンバランスの変化により肌が過敏になっている時期です。

わずかな刺激でも肌荒れや炎症を引き起こしやすいため、この期間のムダ毛処理は避けましょう。また、生理中は経血が器具に付着するだけでなく、感染症を引き起こすリスクが高まるのも、この時期に処理を避けるべき理由の1つです。

処理後は必ず保湿ケアをする

VIOのムダ毛処理が終わったら、必ず保湿ケアをしてください。

見た目では分かりにくいものの、ムダ毛を処理した後の肌は乾燥しやすくなっているため、保湿をしないと黒ずみの原因となります。

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【アフターケアが大切】ムダ毛の自己処理するときに注意するポイント

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まとめ

VIOの処理方法は人に相談できるものではないため、自己流でやってしまっている方も多いようです。しかし、肌にダメージを与えるような処理方法だと、色素沈着や埋没毛などのトラブルが起こり、肌が汚くなってしまいます。

ムダ毛処理は、肌に負担をかけないことが大切です。肌に優しい除毛クリームを使って丁寧に処理をし、どんなシチュエーションでも恥ずかしくない綺麗なVラインを保ちましょう。