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毛深いのは遺伝?子供の毛深さが気になったらできるお手入れとは

公開日:2022.11.07

過去に自分の毛深さに悩んだ経験がある方は、我が子への遺伝が気になることもあるのではないでしょうか。自分のような思いはさせたくないからと、早めの対策を検討する方もいるはず。
ただ、子供の肌は大人に比べてデリケート。体毛処理を行うなら、年齢に合った適切な方法を選択する必要があります。
ここでは、遺伝と毛深さの関係をはじめ、成長によって毛質が変わっていく可能性や、子供の毛深さが気になったときにできるお手入れ方法や対策などについて、詳しくご紹介します。

子供が毛深いのは遺伝?

生まれつき腕や脚の毛が濃かったという場合、遺伝の可能性が高いです。両親の体毛が薄くても、祖父母が毛深ければ隔世遺伝することもあります。
一方で、生まれたての赤ちゃんの場合、お母さんの体内にいるときに生えた胎毛が残っているだけのこともあるので、3歳くらいまでは様子を見ましょう。

胎毛とは、赤ちゃんの全身を覆うことで刺激から守る胎脂が、肌からはがれないように生えている毛のことです。妊娠後期になると自然に抜け落ちることが多いですが、中には胎毛を生やしたまま生まれてくる子もいます。入浴や着替えを繰り返すうちに抜け落ち、大人と同じ産毛に変わっていくようであれば、心配しすぎる必要はありません。

なお、子供は成長とともに毛質が変わるので、乳幼児期に毛深いからといって一生毛深いとも限りません。特に女の子の場合、初潮を迎えて女性ホルモンが増える頃になると、いつの間にか毛質がやわらかくなって量が減っていくこともあります。

子供の毛深さが気になったら、年齢に合わせた抑毛ケアや除毛を行いましょう

子供が成長しても毛深さが変わらず、親や本人が気になるようなら、ムダ毛をお手入れすることも選択肢のひとつです。子供の年代別に、おすすめの選択肢を確認していきましょう。

子供のムダ毛処理はどうすれば良い?おすすめな方法や注意点などを解説

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3歳から12歳くらいまで:肌に優しいローションでお手入れを

カミソリや毛抜きなど、肌への負担が大きい処理を、デリケートな子供の肌に行う際には注意が必要です。3歳から12歳くらいまでは、肌に優しいローションを使って、少しずつ減毛を目指すのがおすすめです。

女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンを使ったローションなら、基本的には余計な刺激を与えることなく男性ホルモンの働きを抑制し、長期的な使用でムダ毛を減らせます。使うときは、産毛の生えたやわらかい桃を手のひらで包み込むような感覚で、じっくりと優しく肌にローションをなじませていくことがポイントです。

中学生や高校生:除毛クリーム+ローションの合わせ使いや、生活習慣の見直しを

学生や高校生は第二次性徴のさなかにあり、医療機関や脱毛サロンで脱毛を試みても再び毛が生えてきてしまう懸念があるため、基本的には自宅でできる「除毛」を選ぶのがおすすめ。除毛クリームや、長期的な使用で抑毛効果が見込めるローションなどを使うのがコツです。カミソリは最も手軽な選択肢ですが、使用頻度が多くなりがちで肌への負担もかかりやすいため、頻繁な使用はおすすめできません(体毛を剃りたい場合、電動シェーバーのほうが肌への負担は抑えられます)。

また、除毛のお手入れとともに、毛深さが気になっているなら生活習慣を見直すことも大切。睡眠不足や不規則な食生活はホルモンバランスを乱し、ムダ毛が増える一因になるからです。ストレスもホルモンの分泌量に影響を与えるので、趣味やスポーツなど、イライラを溜め込まずに発散する方法を持っておくことも欠かせません。バランスのとれた食事と質のいい睡眠、適度な運動を大事に、ストレスを溜め込まない生活を心掛けてください。

高校生の脱毛や除毛、どうしてる?周りに相談しづらい「毛深い」悩み

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極端な剛毛・多毛は病院の受診も視野に

それほど一般的とはいえませんが、本来毛が生えるはずがない毛穴から毛が生えてくる多毛症の場合、一般的なケアでは改善が見込めません。根本的には、すでに生えてしまった毛はレーザー脱毛などで処理する必要がありますが、極端な剛毛・多毛が気になるときは、病院の受診も検討してください。

また、男性ホルモンの濃度が高くなる多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などの病気によって男性型多毛症と呼ばれる症状を併発している場合や、甲状腺機能亢進(こうしん)症が原因でホルモンバランスが乱れている場合もあります。
疾患が原因の場合、疾患そのものを治療することによってムダ毛の悩みも解消されることがあるので、多毛以外の症状がある場合も一度検査を受けるようにしましょう。

【まとめ】

病的な多毛でないなら、生活習慣の見直しや年齢に合ったお手入れで乗り切りましょう

小さいうちから毛深いと、遺伝の可能性が高いのは確かです。しかし、ムダ毛は後天的な理由によっても増加しますから、生活習慣を見直すことも欠かせません。また、深刻な状態においては、病院での診察を受けることもポイントといえます。

一方で、病的な多毛でないなら、気に病みすぎずに年齢に合った適切なケアで乗り切ることが大切です。小さいうちは抑毛効果の見込めるローションを、中学生や高校生なら、除毛クリームなどを使ってうまく体毛と向き合っていきましょう。成長期を過ぎてホルモンバランスが安定したら、医療機関や脱毛サロンで根本的な解決を図るのもひとつの手といえます。
体毛が日常生活を楽しむ足かせとなってしまうのは、誰にとっても避けたいところ。生活習慣や食事を見直すとともに、子供の年齢に合わせたケアを取り入れてくださいね。

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