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中学生・高校生の背中の毛の処理方法は? 憧れの背中を目指す方法

公開日:2022.10.12

背中の毛は、自己処理が難しい部位。中学生・高校生が検討できる処理方法をはじめ、背中のケアにおけるポイントや、除毛クリームを使った方法を解説します。

小学校高学年から中学生、高校生にかけては、第二次性徴によって幼いときよりも体毛が濃くなっていきます。人によっては戸惑いを感じ、コンプレックスに思うこともあるかもしれません。ぱっと目につくのは腕や脚などですが、習い事の衣装や夏に露出度の高い服を着るときなどには、背中の毛も気になってしまうかも。背中の毛は自己処理しにくいため、ひそかに悩んでいる中学生・高校生もいるのではないでしょうか。

ここでは、憧れの背中に近づくための正しいお手入れ方法について、詳しくご紹介します。

中学生・高校生が背中の毛を処理するならどの方法?

自分ではなかなか処理が難しいのが背中の毛です。中学生・高校生が背中の毛を処理するには、どのような選択肢があるのでしょうか。ひとつずつ確認していきましょう。

カミソリを使う

最も安価で試しやすいのが、カミソリで処理する方法です。気になったときにすぐ処理できるので、発表会などの大切なイベントの直前でも取り入れやすいのがメリットです。

ただし、背中は手が届く範囲に限界がある上に、肩甲骨や背骨があって剃りにくく、無理に剃ろうとすればケガをしてしまうリスクも。さらに、背中はほかの皮膚より感覚が鈍い場所です。気づかないうちに深剃りをして肌を傷めてしまう可能性もあるため、カミソリによる自己処理はあまりおすすめできません。使うとしても、家族や友人などにお願いするのが無難でしょう。

なお、カミソリを使う前後の保湿ケアを忘れないようにすることも大切。刃を肌にあてて毛を剃るときに角質もいっしょに削ってしまうため、使用後は肌が乾燥に傾きやすく、保湿を怠るとかゆみなどの肌トラブルを招きやすいのです。

柄の長い電動シェーバーを使う

肩越しに、孫の手で背中をかくようなイメージで使用する、柄の長い電動シェーバーもあります。自己処理をする場合、普通のシェーバーだと刃の部分を処理したい場所に届かせるのが難しいですが、柄の長い電動シェーバーなら簡単に処理したい部位まで刃を届かせることができます。

なお、刃の部分がカミソリと比べて幅広く設計されている製品もあり、その分広範囲の毛をカバーできますが、自己処理で全体の毛をまんべんなくきれいにするのは簡単ではありません。また、シェーバーはカミソリよりも深剃りしにくいため、次の処理までの間隔が短くなり、結果として肌に負担をかけやすいことにも注意が必要でしょう。

除毛パフを使う

スポンジのような形状のパフを、ムダ毛の上で優しくなでることで除毛できるアイテムもあります。粒子がムダ毛を絡め取り、毛の先端を丸くカットできます。パフの広い面を肌にあてて動かすだけでいいので、背中のムダ毛を全体的にざっと処理したいときには便利でしょう。
ただし、摩擦は肌のダメージの元。前述したとおり、背中は痛みを感じにくい場所です。痛みやダメージに気づかずこすりすぎてしまわないよう、気をつけながら使用してください。

医療機関や脱毛サロンで施術を受ける

自己処理が難しいのが背中の毛ですから、医療機関や脱毛サロンで施術を受けるのもひとつの手です。剃り残しをなくしてきれいな背中を手に入れたいなら、プロに頼るのは有効な手段だといえるでしょう。
ただし、第二次性徴のあいだは、男女問わず体毛を濃くする男性ホルモンの分泌量が多い年代のため、永久脱毛といいながらも再び体毛が生えてくる可能性があるのも事実。そうした思春期ならではの事情を考慮して、医療機関や脱毛サロンの選択肢は、ホルモンのバランスが安定する第二次性徴後にしたほうがいいかもしれません。

除毛クリームを使う

刃物を使うことなく自宅でムダ毛を処理できるのは、除毛クリームを使う方法です。除毛クリームは、除毛したい部位にクリームを塗り、一定の時間置き、拭き取った後に洗い流すことで、除毛できるアイテムです。

肌をいたわる成分が配合された除毛クリームで体毛を処理した後にローションで保湿すれば、処理後の乾燥によるダメージなどを防ぎながら、徐々に毛質や毛量、毛が伸びるスピードを緩やかにすることができます。

ただし、カミソリなどと同様に、除毛クリームを背中全体に塗るには、誰かの助けを借りるほうが無難です。塗り方にムラがあったり、十分な量のクリームを塗布できなかったりすると、除毛できずに残ってしまう場合がありますので注意してください。

【除毛クリームの正しい使い方】短い毛を残さずケアするコツは?脱毛クリームとの違いとは?

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背中の除毛をする場合、クリームはどう使う?

除毛クリームをこれまで手に取ったことがない方だと、「使用方法が難しいのでは?」と思われる方もいるかもしれません。実際には、除毛クリームの使い方は簡単。
体のどの部位に使用する場合も手順は同じですが、今回は背中に使う場合を例に、具体的なお手入れの方法を見ていきましょう。

ステップ1 除毛したい部位(背中)に除毛クリームを塗布する

除毛したい部分(背中)にクリームをつけ、ヘラ(スパチュラ)などでムラなく伸ばします。クリームの量の目安は、除毛したい背中の毛がしっかりとクリームで埋もれる状態です。クリームは毛の流れに逆らって、根元まで塗ってください(皮膚にクリームが密着していることが大事です)。
クリームを背中に塗布するのが難しいときは、第三者の手を借りましょう。

※除毛前に汗をかいた場合は、軽くシャワー等で洗い流してから行うことがポイントです。

ステップ2 塗布した除毛クリームを一定時間放置する

クリームを背中全体に伸ばしたら、5~15分程度待ちます。推奨時間以上に放置しないように気をつけてください。

ステップ3 除毛クリームを拭き取り、洗い流す

時間になったら、ティッシュなどを使って、背中の上のクリームを優しく拭き取りましょう。その後、クリームを塗布していた部位を石鹸で洗い、ぬるま湯で優しく洗い流します。
仕上げとして、ケアが楽になる豆乳イソフラボンが配合されたローションで、保湿ケアを行うのもおすすめです。

背中の毛を処理におけるポイントは?

背中の毛の処理においては、どのような点を意識すればいいのでしょうか。下記にご紹介するポイントを押さえて、安全なお手入れを心掛けましょう。

しっかりケアを!背中のムダ毛処理を行うポイントについて

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第三者の手を借りる

背中の毛は、カミソリでも除毛クリームでも自己処理が難しいもの。「無理に処理しようとして肌を傷つけてしまう」「ムラができて思ったように処理できない」といった結果にならないためにも、できることなら第三者の手を借りましょう。お手入れを頼むのに身近なのは同居している家族かもしれませんが、恥ずかしさなどを感じるなら、気心の知れた友人同士で処理をし合うのもいいかもしれません。

日焼けをしたらムダ毛処理はしない

学生の場合、部活などで日焼けをしてしまう機会が多いかもしれません。日焼けした肌は、軽度のやけど状態ともいえ、こうした肌にカミソリの刃をあてたり、除毛クリームを塗ったりして肌に負担をかけてしまうと不要な肌トラブルを招きます。基本的には日焼けが落ち着くまでは、ムダ毛処理を控えることが大切です。

なお、医療機関や脱毛サロンで行うレーザー脱毛や光脱毛は、黒い色素に反応して毛根にダメージを与え、脱毛する仕組み。肌トラブルを避けるため、日焼けをしていると処置を断られる場合がほとんどだということも、把握しておきましょう。

処理した後はしっかり保湿する

体毛の処理をした後は、保湿ケアを行うのが基本です。カミソリやシェーバーでムダ毛処理をすると、肌表面の角質もいっしょに削られてしまうため、肌が乾燥に傾きやすいからです。
除毛クリームを使った後も、保湿ケアを行うのがベスト。保湿のためのローションは、惜しまずたっぷり使いましょう。

なお、保湿の際にイソフラボンなどの成分を配合しているローションを毎日のケアとして使うと、生えてくる体毛が徐々に減るので処理の回数を減らすことができます。

永久脱毛は第二次性徴を終えてから

第二次性徴の時期にある中学生や高校生が医療脱毛や光脱毛をすると、処置後すぐはきれいになったと思っても、再び毛が生えてくることがあります。年代的に、男女問わず体毛を濃くする男性ホルモンの分泌が増加するため、毛の再生が容易だからです。
こうした思春期ならではの体の事情を考えると、永久脱毛は大人になってからの選択肢として考えたほうがいいかもしれません。

憧れの背中を目指すために、日常生活で注意したいこととは?

ムダ毛が増えたり、濃くなったりする原因には、ストレスや疲労、食生活の偏り、外的刺激なども考えられます。体毛の気にならない理想の背中を目指すなら、日常生活を見直すことも大切でしょう。具体的には、下記のような点を心掛けてください。

背中を洗うときは摩擦せず、もこもこの泡で優しく

背中を洗うとき、乾布摩擦のようにゴシゴシと力を入れてこすると、肌は体毛を伸ばして組織を守ろうとします。1度や2度、力強く洗った程度では変わりませんが、毎日の習慣の中で慢性的に摩擦が続くと、ムダ毛が濃くなってしまうこともあるでしょう。たっぷりの泡で肌を包み込むように、優しく洗うことを心掛けてください。

保湿をしっかりする

顔だけ徹底的に保湿して、体はそのままにしていませんか?お風呂上がりは肌からどんどん水分が蒸発するので、体も忘れずに保湿しましょう。背中はそれなりに皮脂分泌が盛んな部位のため、濃厚なテクスチャーのクリームは避け、水分量の多いジェルや乳液、ローションなどで保湿してください。

ストレスを溜めない

ストレスは、ホルモンバランスの乱れによる肌トラブルにつながります。加えて、ストレスが男性ホルモンを増やして、体毛を濃くしてしまう場合も。
中学生・高校生は、受験や部活などでがんばるシーンも多く、ストレスを感じがちかもしれませんが、自分なりの気分転換の方法を見つけるなどして、ストレスを溜め込みすぎないようにしましょう。

食生活に注意する

ムダ毛は、偏った食事で増えてしまうこともあります。「お肉や揚げ物ばかりを食べる」「おにぎりだけ食べて野菜をとらない」「カップ麺が多いなど普段の食事の乱れに心当たりがある」という方は要注意です。こうした食事はホルモンバランスを乱すため、普段はバランス良く食べることを意識してください。
大豆製品をはじめ、緑黄色野菜や発酵食品、海藻類、少量のナッツ類なども取り入れるようにしましょう。

【まとめ】

背中の毛のお手入れを適切に行えば、夏のおしゃれや習い事なども気後れなく楽しめる!

背中の毛は、自分ではなかなかケアしづらい一方で、夏のファッションを楽しんだり、習い事で背中の開く衣装を着たりするときなどに、気になってしまうもの。中学生・高校生なら、今回ご紹介したような除毛クリームやローションを使ったお手入れを、家族や友人に協力してもらいながら行うといいでしょう。

食生活を改善し、ストレスとうまく向き合いつつ適切な体毛の処理を行えば、背中の毛にコンプレックスを感じることなく日常を楽しむこともできるはず。今回の記事を参考に、背中の毛のお手入れに取り組んでみてはいかがでしょうか。

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