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なぜ乳輪に毛が生える?脱毛と自己処理のメリット・デメリットを解説
公開日:2024.12.20
私たちの体は体毛で覆われており、人によって生える場所や体毛の濃さが異なります。
女性でも乳輪に毛が生えるのは、決して珍しいことではありません。
しかし、女性にとって毛を見つけたときには、気になってしまいます。
他の方に相談しづらい部分のため、どうしたらいいのかわからず一人で悩まれている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、乳輪に毛が生える理由や乳輪の毛を脱毛するメリット・デメリット、自己処理する際のポイントまで詳しく紹介します。
乳輪の毛をどう処理して良いかわからない方は、ぜひ最後までご覧ください。
1.乳輪に毛が生えるメカニズム
乳首の毛は、男女ともに生えてくるのが一般的で、保温と外部からの刺激に対してクッションの役目をしてくれます。
女性にとって乳輪は、赤ちゃんに母乳を飲ませるときに口に含ませる重要な場所です。
そのため、外部からの刺激や摩擦によるダメージから、乳首や乳輪周りを守ろうと毛が生えてきます。
現代では、下着や衣類が保温や外部の刺激から守ってくれるため、乳輪の毛を脱毛しても問題ありません。
また、女性のほうが乳輪周りの毛が比較的薄いのは、ホルモンの影響が関係するといわれています。
1-1.女性の乳輪に毛が生える主な理由は「ホルモンの影響」
乳輪の毛が生えるのは、性ホルモンの変動が主な原因です。
思春期・妊娠・更年期など、女性ホルモンが大きく変化する時期に、乳輪の毛が濃くなったり、新たに生えてきたりすることがあります。
これらの変化は、体の他の部分の毛の生え方と同様に毛が生えるきっかけとなり、ホルモンバランスの変化が引き起こす自然な現象の一つです。
性ホルモンの変動以外にも毛が生えるきっかけとなるホルモンの影響は、以下の症状が考えられます。
- 多嚢胞性卵巣症候群
- クッシング症候群
多嚢胞性卵巣症候群は、ホルモンバランスが乱れ、卵巣に小さな袋がたくさんできてしまう病気です。
卵巣から男性ホルモンが過剰に分泌されるようになり、月経不順・不正出血・体毛が濃くなるといった症状を引き起こします。
クッシング症候群は、コルチゾールというホルモンが体内に過剰に分泌されることで起こる病気です。
コルチゾールは血液の糖や脂肪分を増やす役割を持っていますが、ストレスを受けると増える傾向にあり、ストレスホルモンとも呼ばれます。
コルチゾールが過剰に分泌されると、顔が丸くなる・お腹に脂肪がつく・毛深くなるといった症状が現れます。
「乳輪の毛が生えるようになった」「最近毛が増えた気がする」以外にも、上記で紹介した症状が現れた場合には、医療機関の受診をおすすめいたします。
2.乳輪に生えた毛はどうやって処理すべき?
乳輪に生えた毛は、自己処理はもちろんサロンやクリニックでの脱毛も可能です。
近年、脱毛は美容の一環として男女問わず広く行われるようになり、気軽に脱毛できる環境が整っています。
しかし、脱毛はメリットだけでなくデメリットもあることを理解して行うことが大切です。
自己処理といってもさまざまな脱毛方法があるため、肌の状態を確認しながら慎重に処理しましょう。
万が一、肌の赤みやはれなどの異常を感じた場合は、自己処理を中止して、皮膚科を受診してください。
医療機関で脱毛を検討する場合は、自分に合ったプランがあるかどうか、事前に調べてから施術を受けましょう。
その際には、どのようなアフターケアを実施しているかや痛みが少ない脱毛機を選択できるかなど、自分に合った脱毛方法を選択できるかを確認しておくことをおすすめします。
3.乳輪に生えた毛をサロン・クリニックの脱毛で処理するメリット
乳輪に生えた毛をサロンやクリニックで脱毛するメリットは、以下の2つです。
- 自己処理の手間が大幅に減る
- 比較的安全にお手入れできる
それぞれ詳しく紹介します。
3-1.自己処理の手間が大幅に減る
サロンやクリニックで脱毛すると、毛が生えてくるまでに時間がかかるため、自己処理の手間と時間が大幅に軽減されます。
施術を複数回繰り返すと毛が細くなっていくため、濃く太い毛と比べると目立ちにくくなるでしょう。
また、脱毛によりうぶ毛やムダ毛をケアすると、くすみがなくなり肌のトーンがアップするため、バスト全体を美しく見せられます。
さらに、脱毛によって摩擦や汗のムレが解消できれば、肌トラブルを防ぐ効果も期待できるでしょう。
3-2.比較的安全にお手入れできる
サロンやクリニックでの脱毛は、脱毛の費用は必要ですが、比較的安全にムダ毛ケアができます。
サロン脱毛と比較してクリニックでの医療脱毛は、医師または看護師による専門的な施術が受けられるため、より信頼性が高いといえるでしょう。
乳輪の色や肌の状態は一人ひとり違うため、その方に合った出力のレーザーを照射し、適切なアフターケアも万全です。
一方、サロン脱毛は減毛・抑毛の効果しか期待できませんが、医療脱毛と比べて脱毛時の痛みが抑えられています。
どちらの脱毛方法も、プロの手による施術を受けられるため、自己処理の手間から解消されます。
自分の毛質や肌質に合わせて、最適な方法を選択しましょう。
4.乳輪に生えた毛をサロン・クリニックの脱毛で処理するデメリット
乳輪の毛を脱毛するには自己処理の手間が減るという大きなメリットがある一方、デメリットもあるため、施術を受ける前に知っておきましょう。
乳輪に生えた毛をサロンやクリニックで脱毛するデメリットは、以下の4つです。
- 高額な費用がかかる
- 施術中に強い痛みを感じる可能性がある
- 恥ずかしさを感じやすい
- 妊娠中・授乳中は断られる可能性がある
それぞれ詳しく解説します。
4-1.高額な費用がかかる
サロンやクリニックで脱毛しようとすると、高額な費用がかかります。
サロン脱毛の場合は、医療脱毛と比べると1回あたりの料金が安い傾向にありますが、効果を実感するには医療脱毛よりも多くの施術回数が必要といわれています。
その理由は、サロン脱毛は医療脱毛と比べて弱いレーザーしか照射できないため、減毛・抑毛効果しか得られないためです。
そのため、脱毛完了までの総費用は医療脱毛とそれほど変わらないケースも少なくありません。
一方、医療脱毛は強力なレーザーを照射するため、少ない施術回数で脱毛が完了しますが、1回あたりの料金は高額になる傾向にあります。
どちらの脱毛方法を選択する場合でも、予算や痛みへの耐性などを考慮して検討してください。
4-2.施術中に強い痛みを感じる可能性がある
サロン脱毛や医療脱毛は、レーザーの出力の違いはありますが、施術中に痛みを感じる可能性があります。
乳輪周りはデリケートな部位となるため、他の部位を脱毛するときよりも痛みが生じやすいといわれています。
サロン脱毛に比べて、医療脱毛はレーザーの出力が強いため、痛みを感じやすいのも特徴です。
さらに、乳輪周りの毛は脱毛できますが、乳輪の内側にある毛に対しては施術できないサロンやクリニックもあります。
これは、レーザーがメラニン色素に反応するため、乳輪の内側など肌の色が濃い部分に照射すると、強い痛みや火傷のリスクが高まるからです。
乳輪の内側に毛が生えている場合には、施術前にサロンやクリニックに相談してください。
4-3.恥ずかしさを感じやすい
乳輪周りは普段人に見られる部位ではないため、施術を受ける際には少し恥ずかしいかもしれません。
しかし、施術をしてくれるスタッフは、淡々と施術を進めてくれます。
脱毛の施術を受ける場合、通常ガウンやバスタオルなどで隠しながら施術を進めます。
そのため、最初は恥ずかしいかもしれませんが、施術の回数を重ねていくうちに慣れてくるでしょう。
4-4.妊娠中・授乳中は断られる可能性がある
妊娠中・授乳中は、乳輪周りの脱毛は受け付けてもらえません。
その理由として、妊娠中・授乳中はホルモンバランスや肌の状態が不安定となるためです。
また、万が一肌トラブルになった場合の炎症止めの薬が処方できません。
妊娠中や授乳中の乳首・乳輪周りは特にデリケートなため、授乳が終わってから脱毛のケアを始めましょう。
5.乳輪に生えた毛のおすすめ自己処理方法|避けるべき方法も
「高額な費用を出せない」「痛みに弱い」「恥ずかしい」などと感じる方は、サロンやクリニックでの脱毛ではなく、自己処理での脱毛がおすすめです。
自己処理といっても、さまざまな方法があるため、おすすめの方法や避けるべき自己処理まで詳しく解説します。
【おすすめな脱毛方法】
- 根本から小さいはさみで切り取る
- 除毛クリーム・抑毛ローション
- カミソリ・シェーバー
乳輪周りの毛は、うぶ毛のように柔らかい毛から、一部に濃い毛が生えている方など、人によって異なります。
自己処理の方法としては、小さなはさみやカミソリを用いて処理するのがおすすめです。
はさみやカミソリを使用する際には、乳輪周りはデリケートな部分のため、肌を傷つけないように必ずシェービングクリームやジェルを使用しながら慎重に行ってください。
抑毛ローションは、ムダ毛処理後の肌を整えてくれる効果があり、お手入れを楽にしてくれます。
そのため、他の脱毛方法のアフターケアとしてもおすすめです。
妊娠中にも使えるものもあるため、ケアが難しい時期でも、ムダ毛のケアが楽になります。
【避けたほうが良い脱毛方法】
- 扱いに慣れていないカミソリ・シェーバー
- 毛抜き
- 脱毛ワックス
使い慣れていないカミソリ・シェーバーは、肌を傷つけ思わぬ怪我につながる恐れがあるためおすすめできません。
必ず扱いに慣れたものを使用し、剃りにくい場合には皮膚を少し伸ばしながら慎重に剃っていきましょう。
また、毛抜きや脱毛ワックスなどで毛根から毛を引き抜く脱毛方法は、毛穴を傷つける恐れがあります。
傷ついた毛穴から細菌が入り込み、赤み・かゆみ、毛嚢炎など、肌トラブルを引き起こします。
特に、脱毛ワックスはデリケートな部位への使用は刺激が強すぎ、皮膚を傷つけたり、色素沈着につながったりすることもあるためおすすめできません。
自己処理を検討する場合には、おすすめな脱毛方法の中から自分に合った方法を選択しましょう。
6.乳輪の毛を自己処理する際におさえておくべきポイント
最後に、乳輪周りの毛を自己処理する際に、おさえておきたいポイントを3つ紹介します。
- 毎日の自己処理はNG
- アフターケアを欠かさず行う
- 女性の場合は生理中の自己処理を避ける
それぞれ詳しく解説していきます。
6-1.毎日の自己処理はNG
おすすめな自己処理方法でムダ毛ケアをしても、毎日の自己処理は肌トラブルを引き起こす恐れがあるためおすすめできません。
カミソリやシェーバーを使用する場合は、1か月に1回が理想といわれています。
はさみで切り取る場合は、ムダ毛が短いと肌を傷つける恐れがあるため、最低でも「ムダ毛を指でつまめるようになってから」行うのがおすすめです。
しかし、濃く太い毛が生えている場合は気になるかもしれません。
そのような場合は、濃く太い毛だけシェーバーで処理するなど、自分に合った方法を見つけるのが大切です。
6-2.アフターケアを欠かさず行う
乳輪周りの毛を処理した後は、化粧水や保湿クリームなどで保湿し、乾燥を防いでください。
保湿は、サロンやクリニックでの脱毛だけではなく、カミソリやシェーバーを使った自己処理でも同じです。
特に自己処理でムダ毛ケアを行った場合は肌への負担が大きくなるため、こまめな保湿を心がけてください。
そこでおすすめなのが、ムダ毛ケア成分にプラスして美肌成分も配合された抑毛ローションです。
お手入れの中で取り入れやすく、毎日のムダ毛ケアが楽になっていくでしょう。
万が一、赤みや炎症が出た場合には、自己処理は中止し、皮膚科の診断を受けてください。
6-3.女性の場合は生理中の自己処理を避ける
生理中の自己処理はおすすめできません。
生理中は肌がいつもより敏感になるだけではなく、ホルモンバランスが乱れるため、胸が張ることもあります。
抑毛ローションは、全身に使えるものもあるため問題ありませんが、はさみやカミソリを使ったムダ毛ケアは、敏感になっている肌を刺激するため、肌トラブルのリスクが高まってしまいます。
個人差はありますが、生理が終わり1週間ほどたち、肌の状態が落ち着いてから自己処理を再開するのがおすすめです。
まとめ
この記事では、乳輪周りに毛が生える理由やどのように処理すればいいか、サロンやクリニックでの脱毛のメリット・デメリットについて詳しく紹介しました。
また、自己処理の方法やおさえておきたいポイントについても具体的に解説しています。
どの脱毛方法を選択しても、乳輪周りのデリケートな部分の毛の処理には、脱毛後の保湿ケアが欠かせません。
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