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乾燥肌の原因の詳細|内側と外側から徹底解説

公開日:2026.04.17

乾燥肌の原因の詳細|内側と外側から徹底解説

乾燥肌の原因、実はよく知らないままになっていませんか?保湿をしているのに改善しない、急に粉をふいたりかゆみが出たりすると、理由が分からず不安になるかもしれません。乾燥肌は、単に肌表面のうるおいが足りないだけで起こるものではありません。角質層の乱れやセラミド・NMF(天然保湿因子)の減少といった肌内部の変化に加え、生活習慣や食事、睡眠不足、季節の影響など、内側と外側の要因が重なって生じます。

本記事では、乾燥肌の原因の詳細を構造から丁寧に整理し、毎日のケアを見直すためのヒントを分かりやすく解説します。

乾燥肌を引き起こすメカニズム

乾燥肌を引き起こすメカニズム

乾燥肌は、肌の水分不足だけが原因とは限りません。肌の最外層である角質層の構造が乱れると、肌内の水分を保つ力が弱まり、乾燥しやすい状態になります。まずは乾燥肌を引き起こす基本的な仕組みについてみていきましょう。

肌の構造と角質層の役割

肌のいちばん外側にある角質層は、わずか0.02mmほどの薄い層です。この部分が肌の水分と油分を保ち、外部刺激から守る重要な役割を担っています。

角質層では、角質細胞が積み重なり、その間を細胞間脂質が埋めることで水分を抱え込む構造になっています。この構造が整っていると、水分は蒸発しにくくなります。一方で乱れが生じると、肌内部の水分が逃げやすくなり、乾燥肌の原因につながります。

バリア機能が低下すると起こる変化

乾燥肌の原因として多くみられるのが、肌のバリア機能の低下です。バリア機能とは、角質層が水分の蒸発を防ぎつつ、外部からの刺激を通しにくくする働きのことです。

この機能が弱まると肌の水分が保ちにくくなり、角質層が硬くなることで粉ふきやつっぱり感が生じやすくなります。さらに、刺激に対して敏感な状態になるため、かゆみや赤みが出やすくなることも少なくありません。

乾燥が続くと、わずかな刺激でも反応しやすい肌状態になります。こうした悪循環を防ぐには、保湿を重ねるだけでなく、角質層の状態そのものを整えることが大切です。

原因①:バリア機能の低下

バリア機能の低下

乾燥肌の原因の中でも、もっとも基本となるのがバリア機能の低下です。肌は本来、水分を保ちながら外部刺激から守る仕組みを備えています。しかし、その働きが弱まると、うるおいを維持できなくなります。ここでは、バリア機能とは何か、そしてなぜ乱れるのかについてみていきましょう。

バリア機能とは何か

バリア機能とは、皮膚に備わっている外部刺激から肌を守る機能です。バリア機能が正常に働くことで、皮膚の健康と肌の状態が良好に保たれます。

肌のいちばん外側にある角質層は、角質細胞が重なり合い、そのすき間を細胞間脂質が満たしています。この細胞間脂質の中心となるのが、セラミドです。セラミドは、水分をはさみ込むように抱え込む性質があり、十分にあることで肌のうるおいを保ちやすくなります。また、外からの刺激が入り込みにくくする働きもあります。

うるおいを守ることと、刺激から守ること。この2つがきちんと働くことで、肌は健やかな状態を保つことができます。

ラメラ構造が崩れる原因

角質層では、水分と油分がミルフィーユのように規則正しく重なった「ラメラ構造」が形成されています。このラメラ構造が整っていると、水分が逃げにくくなり肌を外部刺激から守る働きも高まります。

洗いすぎや強い摩擦、紫外線などの影響でラメラ構造が乱れると、バリア機能の低下につながります。すると水分を保つ力が弱まり、しっかり保湿をしても乾燥を感じやすくなります。

特にクレンジングや洗顔での洗いすぎは、細胞間脂質を減らしてしまう原因のひとつです。乾燥肌を見直すときは、毎日の「落とすケア」が肌に与える影響にも目を向けることが大切です。

原因②:セラミド・NMFの減少

セラミド・NMFの減少

乾燥肌の原因をより詳しくみていくと、角質層のうるおいを支える成分の減少が関係しています。角質層のうるおいを支える成分として代表的なのがセラミドとNMF(天然保湿因子)です。これらが不足すると、水分を保つ力そのものが弱まります。ここでは、セラミドとNMFの役割や減少する原因についてみていきましょう。

セラミドとNMFの役割

セラミドは、角質細胞の間を満たす細胞間脂質の主成分です。水分をはさみ込むように保持し、蒸発を防ぐ働きを担っています。乾燥肌の原因の多くは、このセラミドの減少と関係しています。

一方、NMF(天然保湿因子)は角質細胞の内部に存在する保湿成分です。アミノ酸などから構成され、水分を引き寄せて保持する役割があります。セラミドが外側から水分を守るのに対し、NMFは内側で水分を保有する仕組みです。

この二つが十分に存在していることで角質層はうるおいを維持できますが、どちらかが不足すると、水分保持力が低下し、乾燥肌の原因になります。

角質層のうるおいを保つには、セラミドやアミノ酸などの保湿成分を意識したケアを取り入れることも大切です。

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加齢・洗いすぎによる減少

セラミドやNMFは年齢とともに減少しやすい傾向です。40代以降では皮脂量や水分量が低下しやすくなり、高齢者の乾燥肌の原因の一つとされています。また、洗浄力の強いクレンジングや頻繁な洗顔もこれらの保湿成分を流出させやすくなります。乾燥肌の原因が急に強まったと感じる場合、スキンケアの見直しが必要かもしれません。

セラミドやNMFの量は、加齢だけでなく日々のケア習慣にも左右されます。これらの成分を守る意識を持つことが、乾燥肌対策の土台になります。

もともとの肌質や体質による影響

乾燥肌の原因には、生まれつきの肌質や体質も関係しています。皮脂量が少ない方や、水分を保つ力がもともと低い方は、乾燥しやすい傾向があります。

また、男性でも乾燥肌になります。原因は、洗顔の習慣やひげ剃りによる摩擦などが考えられます。

お子さまや高齢の方は皮脂の分泌量が少ないため、乾燥しやすい状態になりやすいといえます。

 

自分の肌質を理解することは乾燥肌の原因を正しく把握する第一歩です。体質による影響を前提に、適切なケアを選ぶようにしましょう。

原因③:間違ったスキンケア

間違ったスキンケア

乾燥肌の原因として見落とされやすいのが日々のスキンケア習慣です。保湿を意識していても、落とし方や洗い方が合っていないと、うるおいを守る力が弱まってしまうかもしれません。乾燥肌の原因は外部環境だけでなく毎日のケアの積み重ねにもあります。

洗いすぎ・こすりすぎが与える影響

頻繁な洗顔や強い摩擦は、必要な皮脂まで取り除いているかもしれません。皮脂はべたつきの原因と思われがちですが、水分の蒸発を防ぐ役割も担っています。ゴシゴシこする習慣は角質層を傷つける要因になり、その結果バリア機能が低下して水分が逃げやすくなり乾燥肌の原因につながります。

乾燥を防ぐには落とす力の強さよりも、肌に負担をかけないことが大切です。肌に触れる回数やこすりすぎていないかを見直すだけでも、肌の状態は安定しやすくなります。

熱いお湯や強い洗浄の問題

熱いお湯は皮脂を溶かしやすく、乾燥肌の原因になる要素の一つです。とくに体温より高い32℃以上のお湯での洗顔や入浴は、水分保持力を低下させる可能性があるため注意が必要です。また、洗浄力の強い成分を含むアイテムはすっきり感がある一方で、乾燥肌には負担になる場合があります。洗い上がりに強いつっぱりを感じる場合は見直しのサインといえるでしょう。

乾燥肌は冬だけでなく夏にも起こります。紫外線やエアコンの影響に加えて、こうした洗顔方法の習慣が重なることが理由のひとつです。

季節を問わず洗顔方法を見直すことが大切です。

クレンジング・洗顔料が肌に合っていない場合

乾燥肌の原因のひとつにクレンジングや洗顔料が肌に合っていないことがあります。洗浄力が強すぎると、セラミドや細胞間脂質まで洗い流してしまい乾燥しやすくなります。

メイクを落とす工程は毎日くり返すもの。知らないうちに負担が積み重なりやすい部分です。そのため、落とす力だけでなくうるおいを守ることも意識して選ぶことが大切です。

たとえば、植物オイルをベースにしたクレンジングはメイクとなじみやすく、強くこすらずに落としやすい特長があります。エス ハーブ ザ クレンジング は、W洗顔不要の設計で肌に触れる回数を減らしやすい点も特長です。

落とす工程を見直すことは、乾燥肌対策の基本のひとつです。

原因④:環境要因

環境要因

乾燥肌の原因はスキンケアだけではありません。空気の乾燥や紫外線、季節の変化など、外部環境も大きく影響します。とくに顔や手、肩など露出している部位は影響を受けやすく全身の乾燥肌の原因になることもあります。ここでは代表的な環境要因について確認しておきましょう。

乾燥した空気・エアコンの影響

空気が乾燥すると、肌表面の水分は蒸発しやすくなります。冬に乾燥肌の原因が増えるのは湿度が低下するためです。さらに、エアコンの使用によって室内湿度は下がりやすくなります。夏であっても冷房の影響で肌の水分は奪われやすく、夏の乾燥肌の原因になることもあるため注意が必要です。

湿度が40%以下になると、肌の水分蒸散量が増えやすいといわれています。慢性的な乾燥につながる可能性があります。加湿やスキンケアによる保湿で外部環境の影響をやわらげましょう。

紫外線が肌に与えるダメージ

紫外線は日焼けだけでなく、角質層の構造にも影響を与えます。長時間の紫外線を浴びると細胞間脂質の減少やバリア機能の低下を招くことがあり、バリア機能が弱まると水分保持力が低下し乾燥肌の原因になります。

春や夏だけでなく、紫外線は一年を通して降り注いでいるため紫外線対策を怠ると、乾燥肌だけでなく肌荒れやニキビの原因になるかもしれません。うるおいを守るためにも日常的な対策を怠らないようにしましょう。

季節の変化による乾燥(冬・夏・春)

冬は湿度低下により乾燥肌の原因が増えやすい季節で、粉ふきや全身のかゆみが出やすくなるのもこの時期です。一方、夏は汗をかくため乾燥しにくいと思われがちですが冷房や紫外線の影響で水分は奪われています。春は花粉や寒暖差によってバリア機能が乱れやすくなります。

季節ごとに乾燥肌の原因は異なるため、年間を通して環境変化を意識することが安定した肌状態につながるといえるでしょう。

原因⑤:生活習慣

生活習慣

乾燥肌の原因は、外側からの刺激だけではありません。睡眠や食事、水分摂取などの生活習慣も、肌の水分保持力に大きく関わります。とくに急に乾燥が強まった場合、体の内側の変化が影響している可能性があります。ここでは代表的な生活習慣との関係について確認しておきましょう。

睡眠不足・栄養バランスの乱れ

睡眠中は、肌の修復が進みやすい時間帯です。睡眠不足が続くと、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)のリズムが乱れやすくなります。その結果、角質層の構造が整いにくくなり、乾燥肌の原因になります。

また、栄養バランスの偏りも無視できません。たんぱく質や必須脂肪酸、ビタミン類は、肌の材料となる重要な栄養素です。食事内容が偏ると、うるおいを保つ成分の生成にも影響が出る可能性があります。

乾燥肌の原因を内側から見直す際には、食事と睡眠の質を整えることが基本といえるでしょう。

ストレスや入浴習慣との関係

ストレスは自律神経やホルモンバランスに影響します。これにより皮脂分泌や血流が変化し、乾燥肌の原因につながることがあります。

また、長時間の入浴や高温のお湯は水分蒸散が起こりやすくなるかもしれません。リラックス目的での入浴であっても、温度や時間によっては乾燥を強めることがあるため、注意が必要です。

肌の状態が安定しないときは、生活習慣全体を振り返ってみましょう。

水分不足や食生活の偏り

体内の水分量が不足すると肌のうるおい感にも影響するため、水分摂取が少ない状態は乾燥肌の原因の一つになります。

さらに、糖質や脂質に偏った食事は肌の材料不足を招きやすくなります。乾燥肌の原因を対策するには、外側からの保湿だけでなく内側からのケアも欠かせません。

規則正しい生活とバランスの取れた食事が、うるおいを保ちやすい肌環境につながるでしょう。

年代別の乾燥肌の原因

年代別の乾燥肌の原因

乾燥肌の原因は、年代によっても傾向が異なります。同じ乾燥肌であっても、20代と40代以降では背景にある要因が変わります。ここでは、年齢に応じた乾燥肌の原因についてみていきましょう。

20代・30代に多い乾燥肌の原因

20代・30代では、間違ったスキンケアや生活習慣の影響が乾燥肌の原因になることが多くみられます。過度な洗顔やピーリング、摩擦の強いケアがバリア機能を弱めるケースも少なくありません。

また、仕事や育児などで睡眠不足が続くとターンオーバーが乱れやすくなります。ストレスも重なり急に乾燥肌が悪化したと感じることもあるでしょう。

この年代では、乾燥肌の初期サインを見逃さず生活習慣の乱れやスキンケアを整えることが重要です。

40代以降に増える乾燥肌の原因

40代以降では、加齢による皮脂量や水分量の低下が乾燥肌の原因になります。セラミドの減少も進みやすく、角質層の水分保持力が弱まりやすい傾向です。さらに、バリア機能の回復力も低下しやすくなるため同じ刺激でも乾燥やかゆみを感じやすくなります。

高齢者や老人の乾燥肌では、全身の粉ふきやかゆみが目立つ場合があります。年代に合った保湿ケアと生活習慣の見直しが安定した肌状態への鍵になるでしょう。

【まとめ】

原因を知って対策へ

原因を知って対策へ

乾燥肌は単に水分が足りない状態ではなく、水分を保つ仕組みが乱れた結果として起こります。
年代によっても原因の傾向は異なり、自分の背景を整理することが対策の第一歩になるでしょう。

うるおいを与えるだけでなく、落とし方を見直す、保湿成分を意識する、生活習慣を整えるといった基本の積み重ねが、安定した肌環境への近道です。

 

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